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語る!仕事人 スペシャルインタビュー 語る!仕事人 スペシャルインタビュー マットペインター

あきらめずに続けてきたから今の自分がいる。

杉村 はる香 すぎむら はるか さん

千葉県生まれ→稲毛高校進学→日本電子専門学校コンピュータグラフィックス研究科入学→マットペインターとして活躍

勤務先

フレームストア

年齢

30代前半

勤務時間

1日約5~6時間

賃金

秘密

大切なのは“続ける努力”。 チャンスは必ず訪れる。

Q.仕事内容について具体的に教えてください。

ハリウッド映画の背景をCGで作成するデジタルマットペインター(DMP)をしています。
実写版『ムーラン』ではリードとしてDMPチームをまとめながら仕事をしました。主に山や空を中心に数多くのショットを手掛けました。

Q.現在の仕事に就いたきっかけは?

驚かれるかもしれませんが、実は日本電子の学生時代、CGの授業が得意ではなく、授業について行くのが精一杯だったんです。ですが、良い先生方と友達に恵まれ、なんとか授業にも追いつくことができ、学園生活はとても充実していました。振り返ってみると、辛いこともありましたが、「とにかく途中でやめなくて本当によかった」と心から思います。諦めることなく歩んできたからこそ、今がある。継続は力なり、続けることの大切さをとても感じています。目の前の課題にひたすら打ち込み、少しずつ克服しながら、気づけば、海外の労働環境の良いスタジオで、憧れだったハリウッド映画に携わっています。

Q.仕事の良いところ、大変なところは?

今では現地の仕事環境にも慣れ、世界中のアーティストから各国のいろいろな話や他のスタジオの裏話を聞いたりするのが楽しいです。また大手のスタジオなので、有名なハリウッド映画の作品を手がけられるチャンスも多いため、モチベーションはいつも高く維持でき、毎日が本当にワクワクします。

Q.印象に残っている出来事は?

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではお城や草原、魔法の街の一連のシーンを作成。大きなヒーローショットを任せてもらえたこともあり、本当にやりがいがあって楽しく仕事が出来ました。また、『デッドプール2』では高速道路や孤児院のシーン、『プーと大人になった僕』ではロンドンの街並みを手がけています。どの作品もクオリティがとても高いので、ぜひ観ていただきたいですね。

Q.仕事でのこぼれ話やウラ話があれば教えてください。

日本のCGプロダクションで経験を積み、縁あって海外へ。今の会社で最初に携わった映画『ドラキュラZERO』は苦労の連続でした。海外のスタジオにおける仕事の進め方がよくわからない状況で、いきなり重要なショットを任され、当時は英語もよくわからずパニック状態に。ほかのアーティストが定時の6時に帰宅した後、誰もいないスタジオに夜遅くまで残って、焦りと恐怖で半ベソ状態で仕事をしていました(笑)。周りの方に助けてもらいながら何とか仕上げることができてホッとしたのを覚えています。そうやって少しずつ成長していきました。

Q. 高校時代は、どんな高校生活を送っていましたか?

ゲームや英語が好きだったくらいで普通の高校生でした。将来は英会話の先生をしながら、普通に家庭を持つのかなぁと思っていました。

Q. 高校卒業後の進路は、どのように決めましたか?

小学生の頃に好きだったゲームの「ファイナルファンタジー」をきっかけにCGに興味を持ちました。
同ゲームの映像美に魅了され、気づけば作り手側になってみたいという思うように。
CGについてはもちろん知識ゼロだったので、しっかりじっくり学べる3年制が設置されていた日本電子専門学校への入学を決めました。

Q.今後の夢や目標について教えてください。

多くの著名作品に携われるようになり、よりたくさんの人々に喜ばれるCG制作を追求していきたいと思っています。

Q.「進路ナビ」の読者(高校生)へメッセージをお願いします。

日本でも海外でも、やはり“続ける努力”というのは大切だと思います。続けることで技術も身につきますし、いろいろな人と出会って様々な影響を受けます。そうしていくうちに、自分の目標としている場所へ向かうチャンスが必ず訪れるのだと思います。ぜひ“続ける努力”を惜しまないでください。夢は叶えられます!

お仕事ワンポイント!

仕事で接する人

クライアント、VFX監督、VFXディレクター、CGデザイナー、コンセプトアーティストなど

必需品

マットペインターは背景を専門に描くCGクリエイターなので、様々な風景をみること

役に立つ資格

特になし※海外なのでTOEIC?

大事にしているものは

継続は力なり、続けることの大切さをとても感じています。

(掲載日:2021-04-01) 日本電子専門学校のパンフレットをもらう