仕事内容について
クライアントの要望に沿ったソフトウェアを構築するために必要な情報を収集・調査し仕様書を作成します。この仕様書をもとにクライアントへの提案や調整を行いながら、プログラムを作成したり他のプログラマへの指示や調整を行います。
仕事に就いたきっかけ
子供の頃からコンピュータに興味があったから。
良いところ、大変なところ
自分の作った製品(ソフトウェア開発環境やデジタルカメラなど)が店頭で販売されていたりユーザーが使っているのを目にするとうれしいです。一方で、たいていのプロダクトはスケジュール通りに進まず遅れることが多いので、締め切りの直前は残業や休日出勤がとても多くなります。また英語の資料に目を通す機会が多く英語力が必要。
印象に残っている出来事
2003年になってから2000年問題が発覚したことです。あるソフトウェアの移植作業を行っている際に不思議な現象が発生したので調査したところ、西暦を下二桁で表現することに起因する2000年問題が原因でした。移植元のソフトウェアは2000年前後も通常通り使われており、普段の運用時に影響が出なかったのが不幸中の幸いです。
今後の夢・目標
現在、新しい事業の開発に携わっています。普段の生活を豊かにする製品開発を成功させることが当面の目標です。
仕事人から読者へ
プログラミングは理数系と思われがちですが、仕事の現場では文章力やコミュニケーション力が大切です。そして、いかに自分がラクをしてコンピュータに仕事をさせるかをよく考えて効率良くコンピュータを使いこなす遊び心とセンスがあるといいですね。プログラマに限らずモノ作りにたずさわる職業は経済に関する知識がおざなりになりがちです。専門的な知識だけに偏らず、広い視野を持つように心がけると良いと思います。
掲載日:2006-10-01