ケーキを通して地元の人たちとふれ合える毎日が最高に楽しい!
プロのパティシエになって4ヵ月。いまはまずお客様と商品のことを学ぶため、接客販売に従事しています。ケーキにはそれぞれ美味しい温度があります。ムースはしっかり冷やして、チーズケーキは少し常温に戻してふんわりと。お客様に一番おいしい状態で食べていただくために、私も学校で学んだ知識を活かすよう心がけています。
「ドゥブルベ・ボレロ」は高校時代から憧れていたお店。初めてここのケーキを食べた時の感動はいまでも忘れられません。美味しいもののそばには、お客様の笑顔や「ありがとう」の言葉があふれています。ケーキを通して地元の人々とふれ合える毎日が、いまは楽しくて仕方がありません。
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授業がある日もない日も。全力で学んだ学生時代
辻製菓専門学校に通っていた当時はとにかくやってみたいことは全部やりました。気になることを徹底的に調べたり、休日も勉強のためケーキ屋さん巡りをしたり。入学した時からフランス校留学が目標だったので、担任の先生からフランス文化や言葉、地方の特色について教えてもらいながら勉強しました。
留学中はフランス独特の色づかいやデザインにとても影響を受けました。また、食べた時の食感を重視し、素材のバランスを考えて作り上げるところも勉強になりましたね。
お客様との会話を楽しめる小さなお店を開きたい
将来はお客様一人ひとりと会話を楽しめるような小さなお店を開くのが夢です。いまはようやくお客様と話ができたり、リピーターの方の好みを覚えられるようになったばかり。もっともっとお客様との接し方やお店の経営について学ばないといけません。
できればもう一度フランスに渡って、現地のレストランで働いてみたい。本場のお菓子づくりの知識や技術を吸収し、自分の可能性を広げたいと思っています。
掲載日:2015-06-29