プロに聞く！スペシャルインタビュー 飲食店店長の金光晋治さん

　主に調理の仕事をしています。お昼はランチ、夜はおまかせ料理の一品メニューを作り、お客様に提供するのが仕事です。他にも接客や、従業員の教育などもしています。

　熊本の叔母がお店を始めることになり、やってみないか？という話を受けました。最初は迷いましたが、前々から興味のあった職種だったので、思い切って熊本に行くことを決意しました。

　普段生活をしていたら絶対に話すことのできない方と話ができたり、心を込めて作った料理に対して「おいしかった！！」と言っていただいた時は最高に幸せです。大変なことは特にありません。

　自分が作った煮魚が、亡くなられたお客様のお母様の味にそっくりだったようで、涙を流された時には感動しました。

　女性だけの宴会があった時のことです。同じ料理を出した時に、自分のミスで一切れ料理が少なかったことがあり、すぐにクレームがきました。女性はちゃんと見てるので、特に神経を使います。

　厳しい時代ではありますが、いずれは今の店を受け継いで、お客様の笑顔が絶えない、心のオアシスになれるようなお店にしていきたいと思っています。
　人と話をすることが大好きな人は、この職業につくことを自信を持ってお勧めします！

　まずは自分が食べることが好きであること！食べることに関しては卑しいぐらいの気持ちがないとダメです。
　自分が不安な気持ちで出した料理はお客様にもすぐ分かります。
　最初はいろいろな料理の写真を見て目で勉強すると良いです。