仕事内容について
教員ですから、第一は授業です。私の勤務校では音楽、習字、家庭科以外は、担任が授業をします。算数は二人の教員が授業に当たっています。委員会活動やクラブ活動、部活動は、担当を決めて行います。担任したクラスの児童の成績や様子、健康状態を通知表などの書類に記録します。保護者との連絡も大事な仕事です。入学式、運動会などの学校行事やクラスの誕生会の計画や準備もあります。校務分掌といって、教科や安全などの仕事を教員間で分担しています。
仕事に就いたきっかけ
自分の親が教員だったことが一番のきっかけです。子供の頃から仕事を見ていたので、違和感がなかったことやほかの仕事に興味をもてなかったということもあります。子どもは好きでしたし、教える方法を考えることは楽しいだろうと思っていました。
良いところ、大変なところ
いろいろな子どもや、保護者に出会えること。また、同じ職業の仲間が多いことはよいことだと思っています。しかし、人間相手の仕事なので、考えがすれ違うと大変です。休日は保障されているので、夏休み、冬休みは比較的余裕がありますが、平日の年次休暇は代わりの人がいないのであまり取れません。よい授業や児童理解のための自己研修など、仕事には限りがありません。でも、やりがいはたっぷりあります。
印象に残っている出来事
学校でほとんどしゃべらず、声を聞いたことのなかった子が、卒業式で将来の夢をはっきりと言えたこと。
大変なクラスをもっていたときに、励ましの手紙を子どもたちからもらったこと。
卒業した子が尋ねてきてくれたり、「結婚しました」なんて手紙をくれたりしたこと。
今後の夢・目標
今、子どもたちはとても大変な社会に暮らしています。家庭の中で愛されていなかったり、一見してわからない障害を持っていたりしている子が年々増え、しかも学力の競争をあおられています。出会えた子どもたちと少しでも多く心の交流をして、楽しかった、よかったなと思ってもらえることを作り出すことが目標です。もちろん、学力の保証は責務ですが。
仕事人から読者へ
いろいろなことを経験しておくことが、とっても大切。スポーツ、音楽、遊び、物づくり、児童書を読むこと、パソコンなどなど。その中で自分の得意なことを身につけておくと、とても役に立ちます。
掲載日:2006-10-01