100キロの距離を自転車で帰ってきた兄、その時の新鮮な驚きが自転車との出会い
高校時代に自転車で通学していましたが、いわゆる“ママチャリ” でした。部活動も文化系のオーケストラ部に所属。自転車で走るおもしろさに気づいたのは、大学生だった兄が、静岡の実家まで100キロほどの道のりをマウンテンバイクで帰ってきた時でした。エンジンもなく、自分の力で動かす自転車、中でもマウンテンバイクやロードバイクといったスポーツ車の魅力を感じた瞬間です。
やがて私も大学に進学し、そこで自転車同好会に所属しました。3~4年生の時にはレースで2回優勝。自転車にのめり込む生活が始まりました。