栄養士が活躍する最近話題のヘルシーなレストラン。どのような流れで料理ができあがるのでしょうか?
カロリー計算をし、栄養バランスのとれた献立を作成する。ダイエットやアンチエイジングを目的とする場合、より身体に無理のないバランスの良いレシピ、調理方法を考案する。
創作料理のほか、栄養士・管理栄養士のアドバイスとレシピに従い、調理することも。おいしさ、見た目の良さ、栄養バランスにも気を配る。
栄養士の免許は、栄養士養成施設において所定の科目を履修して単位を修得すると、卒業の際に無試験で取得できる。一方、管理栄養士の免許を得るには国家試験に合格しなければならない。国家試験受験資格を得るには、管理栄養士養成施設を卒業する、あるいは栄養士として決められた年数の実務経験が必要。
2013年、「和食」がユネスコの無形文化遺産に選定された。こうした背景を受け、海外における日本食レストランの数は5万5,000店から、17年には11万8,000店と大幅に増加した。一方、味や品質の面で十分なレベルにない店舗も多く、農林水産省では海外の日本食レストランにスタッフを派遣して研修を行うなど、正統的な日本食の普及に向けた取り組みを行っている。
ビーガンとは卵や乳製品を含む、動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」のこと。近年、欧米を中心に増加しており、その背景として、健康に対する意識と食糧生産過程における環境問題への関心の高まりなどをあげることができるだろう。今後海外からの観光客の増加が見込まれる日本でも質の高いビーガン料理をリーズナブルに楽しめる料理店が増え始めている。