【書く力】今日から使える文章力アップ術 Vol.13 更新日: 2021年10月2日
高校生のための進路ナビニュース
長い文は良い文だと錯覚している人がいるかもしれないが、それはまちがいであり、主語と述語がうまく対応しない原因にもなるので、短い文をつなぐことを心がけたほうがよい。
あえて「~が」や「~あり」、「~ので」などを使って長い文にしました。
一つの文にたくさんの内容が書かれています。
●長い文は良い文だと錯覚している人がいること。
●それはまちがいであること。
●長い文は主語と述語がうまく対応しない原因になること。
●文章を書くときは、短い文をつないだほうがいいこと。
長い文は前後の関係があいまいになりやすく、そうなると何を言いたいのか伝わってきません。
長い文は良い文だと錯覚している人がいるかもしれない。
それはまちがいである。
なぜなら、主語と述語がうまく対応しない原因になるからだ。
よって、短い文をつなぐことを心がけたほうがよい。
こちらのほうが、内容がスッと頭に入ってくる感覚を得られるはずです。
前後の関係を順々に理解しながら読めるからです。
接続詞も効果的に使いましょう。
相手に伝わる文章を書くポイントは、一文一意。
ひとつの内容をひとつの文で伝える。
書くほうも、読むほうも、こちらのほうがずっと楽です。
文章もコミュニケーションの一種。
読む相手のことを考えて書きましょう。
一方的にしゃべり続ける人の話は、いつ話が途切れるのかわからないので理解しにくいですよね。
文章では、ひとつの内容を読み手に伝えたら、句点「。」で途切れたことを読み手に教えてあげましょう。
長い文を書いても、なにもいいことはありません。
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