【書く力】今日から使える文章力アップ術 Vol.７更新日: 2021年6月18日

高校生のための進路ナビニュース

前回紹介した程度の副詞。
主観的な表現なので使うのはやめましょうと書きました。
もう一つ注意したいのが形容詞です。

【形容詞】
形容詞とは、修飾する名詞がどのような状態にあるかを表現する言葉です。

「すばらしい成果」の「すばらしい」
「おいしいラーメン」の「おいしい」

ほかにも、「美しい」「悲しい」「悔しい」「おいしい」「すばらしい」「おもしろい」「厳しい」「激しい」「明るい」「暗い」などがそうです。

あなたにとって「おいしいラーメン」でも私はおいしいと思わないかもしれません。たとえば「食材や製法にこだわったラーメン」としたらどうでしょうか。こちらのほうが、どのようなラーメンか、状況が正確に伝わります。

「すばらしい成果」を表現したいのであれば、具体的に「全国〇位」「〇〇大会で金賞」などと状況を表現したほうが、読み手はそのすばらしさを理解できます。

×　友達と遊んだ。とても楽しかった
〇　友達と遊んた。時間を忘れて門限を過ぎてしまった。

楽しかったと書かなくても、楽しかった様子を伝えることができます。
つまり、感情や気持ちをそのまま書くのではなく、その時の状況を描写したらいいのです。

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