奨学金のほかに、学費をまかなう上で有効なもう一つの手段がアルバイトです。アルバイトは、アルバイト情報誌やインターネット、チラシなどで探す方法が一般的ですが、ほかに「アルバイト進学制度(紹介制度)」を利用するという方法があります。
栄養・調理系や観光・ホテル系、IT系、また医療技術系、ファッション系の専門学校など、幅広い分野で見受けられる制度で、学んでいる内容に関係のある仕事の経験を積むことで、自分の技能を上げ、さらにお給料ももらえるという制度です。
自分の行きたい学校がこうした制度を備えているかどうかについては、パンフレットを取り寄せて調べたり、直接問い合わせて確認してみましょう。
昼間課程の学費がどうしても高過ぎるという場合に考えたいのが、夜間課程に進学するという選択肢です。学校により異なりますが、昼間部に比べ学費を半額から7 ~8割程度に抑えることができることに加え、昼間はアルバイトなどをして学費や生活費を調達することが可能です。
夜間に学べるコースには、夜間のみ講義を受ける「夜間部(第二部)」と、一定範囲内で昼間部の講義も受講できる「夜間主コース」等があります。ただし、夜間課程を設置する学校数や学部・学科の設置数は昼間部に比べて少なく、さらに、日常生活上のさまざまな制約や条件を吟味する必要があるため、保護者の方や先生方ともよく相談するようにしましょう。
また、夜間課程には社会人が多く在籍しており、昼間課程と比べ年齢層が幅広いことが特徴の一つと言えます。もちろん、いままで接する機会の少なかった人たちと交流できる良い機会にもなります。
大学校とは、文部科学省以外の省庁、例えば国土交通省や気象庁などが管轄している学校のことです。
省庁それぞれの幹部候補生や技術系職員を養成することを目指しているため、入学試験に合格した者は、各省庁に国家公務員として採用され、給与が支給されるしくみになっています。
つまり大学校に入るということ自体が、その時点で職業を選ぶことになるので、自分の適性と興味などをしっかり見つめたうえでの進路選択が必要です。
【高卒者が入学できる主な大学校】
海上保安大学校、海上保安学校、気象大学校、航空保安大学校、防衛大学校、防衛医科大学校
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