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自力進学のススメ 進学支援・学費サポートガイド

お金のことで進学するかどうか迷っていませんか?
「お金に余裕がない」「親に経済的な負担をかけたくない」でも、進学はしたい!!
そんな人のために、自分で学費や生活費を調達して進学する「自力進学」という方法があります。

「進学にはどのくらいのお金が必要なの?」「奨学金ってどれくらいもらえるの?」
そのような疑問を持つアナタ。ぜひこのコラムを読んで、進学にチャレンジして欲しいと思います。

学費と生活費 ~ 進学にはどんなお金が必要?

進学・学生生活に必要なお金は学費と生活費に分けられます。必要なお金の流れをチェックして、いつ、何のためのお金がかかるのかをイメージしてみましょう。

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学費
受験料や入学金、授業料、教科書代など、さまざまなお金の準備が必要です。必要になる時期も異なるため、「いつまで」に「いくら」必要なのかをしっかりと調べておくことが大切です。
生活費
一人暮らしを始める場合は、学費に加えて「生活費」が必要となります。引っ越し代などの「生活準備費」は入学前に必要です。学校に近く安価な学生マンション・アパートなどは早めに埋まってしまうので注意しましょう。
学費 生活費
受験時 ・受験料
・受験のための旅費、交通費、宿泊費
合格時 入学時納入金
・入学金 (初年度のみ必要)
・1年次前期授業料
・諸経費(施設設備費)など

※ 入学手続き締切は、合格から2週間以内に設けている学校が多いため、入学試験の合格発表までに入学金・前期授業料程度を用意しておく必要があります。
生活準備費
・引っ越し代
・家財道具代 など
入学後 入学後の納入金
・1年次 後期授業料+諸経費(9月)

・2年次 前期授業料+諸経費(4月)
・2年次 後期授業料+諸経費(9月)

・3年次 前期授業料+諸経費(4月)
・3年次 後期授業料+諸経費(9月)

・4年次 前期授業料+諸経費(4月)
・4年次 後期授業料+諸経費(9月)

※ 学費の納入の仕方は学校により異なりますが、2年次以降は4月・9月の2回に分けて納入する学校が多くなっています。
※学校によっては、月額払いなどが可能な場合もあります。
月々の生活費
・食費
・住居費(家賃・水道光熱費)
・交通費(定期代)
・教養娯楽費
・書籍代
・勉学費
・日常費
・携帯電話代
・貯金 など

奨学金・教育ローン 紹介

将来の夢を叶えるために、進学を希望する若者を経済的にサポートする制度はたくさんあります。ここでは、一般的によく利用されることの多い奨学金や進学ローン・教育ローンを紹介します。

借りることができる金額や時期、返還方法などをよく理解したうえで、どの制度を利用するか、あるいはいくつかの方法を組み合わせるのかを考えてみましょう。

奨学金について

奨学金は大きく分けて、公的なものと民間団体によるものがあります。
そしてさらに、返済が必要な「貸与型」と返済の必要のない、つまりもらうことができる「給付型」があります。ただし、日本では貸与型の奨学金が主流です。

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給付型
学費に当てるためのお金が支給される奨学金制度。“もらった”お金ですので、後で返す必要はありません。その代わり採用条件が厳しい場合が多いです。
貸与型
必要な学費を貸してもらえる奨学金制度。借りたお金であるため、学校卒業後に、10年、20年といった時間をかけて返していく必要があります。無利子貸与と有利子貸与の2種類があり、一般に無利子貸与の方が採用条件が厳しくなります。
免除・減免型
「入学金全額免除」「授業料半額減免」など、学費の一部を払わないで済ませてもらえる奨学金制度。こちらも返済の必要がないため、採用条件が厳しめになっています。
奨学金制度名 奨学金の種類 利子の有無
公的な奨学金 日本学生支援機構の奨学金 貸与型 無利子:第一種奨学金
有利子:第二種奨学金
地方自治体の奨学金 貸与型 無利子
給付型
貸与+給付型
※条件を満たせば返済免除
民間の奨学金 あしなが育英会など 貸与型 奨学金制度による
学校独自の奨学金 給付型、貸与型、免除・減免型など 奨学金制度による
新聞奨学金 貸与+給付型
※条件を満たせば返済免除

教育ローンについて

教育ローンは、使用目的を教育関係の費用に限定したローンです。入学金など入学前に必要な出費をまかなえるメリットがあります。 代表的なものには国の教育ローン(日本政策金融公庫)や銀行・金融機関の教育ローンがあります。

奨学金の借り方・返し方

奨学金を借りることを決めたら、具体的に借り方・返し方の計画を立てていきましょう。
例として計画を立てる際の流れは以下のようになります。

  1. おおよそ必要となる金額を計算する(学費・生活費)
  2. 必要額のうち、いくらを奨学金でまかなうかを決める
  3. 奨学金制度について調べ、どの制度を利用するかを決める
  4. 返済にかかる期間、ひと月あたりの返済額を調べる

※具体的に返済額を計算するにはかなり複雑な計算式が必要になります。各制度のウェブサイトを参考にしたり、担当部署に問い合わせるなど、自分で調べてみましょう(制度によっては、ウェブサイトで返済額を試算できるところもあります)。

例として、5つの返済パターンを紹介しますので、参考にしてみてください。

私はこうして自力進学しました!先輩の体験談

自力進学を果たした先輩たちは、学生時代にどのような生活を送っていたのでしょうか。ここでは、実際のモデルパターンや先輩たちの声を紹介します。参考にしてみてください。

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