No.27 LUHICAさんからみなさんへ！ page2｜LUHICAの高校生活お悩み相談室

色々な機会に挑戦することで、知らなかった自分を見つけられると思う

―ここまで、悩みとの向き合い方についてアドバイスをいただきました。次は、LUHICAさんご自身が高校時代にやっていて良かったと思うことを教えてください。やはり、シンガーの活動を始められたことかと思うのですが、いかがですか？

私は、あんまり人前に出て歌ったりオーディションを受けたりするのが好きじゃなかったんです。多分ほとんどの人がそうなんじゃないかなと思うんですが。恥ずかしいし、落ちたら嫌だし。

私は、みんなと歌うのが好きで合唱部に入っていたんです。先生にある日、人前で歌う機会を勧められて受けたら、たまたまデビューする話になったので、何か機会に出会ったら、やってみた方がいいです。本当に何が起こるかわからないですから。
その時は、初めてステージに立って歌うような大会に出て、怖かったし、ちょっとやりたくないなって気持ちもあったんです。でも今では本当にやっててよかったなと思います。
ライブを見たり、コンサートに行ったりするのは好きだったので、その時は分からなかったけど、実はこういう活動が好きだったのかなと思います。

高校を卒業してからやろうって考えていることでも、やろうとすれば今からでもできることがあると思うし、急ぐことが大事というわけではないんですけど、何でも“今からやってみよう”っていう行動力を大切にした方がいいんじゃないかなと思います。

色々やってみることで、“あ、私こういうことが好きなんだ”という風に、自分でも知らなかったことを見つけられるので、色々挑戦してみることは大事だと思います。

―学生として、歌手としてのLUHICAさんのこれからの抱負を聞かせてください。

こういった機会をもらえたんだから、色々挑戦してみたいです。
学生として、ちゃんと卒業するという目標もあるし、いい意味で忙しい日々を送りたいと思います。
歌手としては、毎回ライブをする度に自分でも成長していくっていうのがわかるので、たくさん経験を積んでいきたいですね。
学生でも色んなことができると思うので、失敗もあるだろうけど、それはそれで間違いはないのだから、みなさんも色んな挑戦をしてほしいです。

―これまでも、たくさん言葉をいただいてきましたが、この連載の締めくくりとして、これから進路を選んでいく高校生のみんなへ、改めてエールをお願いします。

まずは挑戦してみることが大事、それから後悔しないように努力するっていうのも大事。
後であの時やっておけばよかったな、というのが一番嫌な感情なので、それだけは避けてほしいですね。
何か失敗することがあっても、それで全て終わりじゃないし、そこから再スタートできると思います。
もしも目指していた道とは違うところに行ったとしても、そこで作る友達だったり、そこで学ぶことだったり、楽しいことがあると思うので、失敗を恐れずにがんばってほしいなと思います。

―1年間本当にありがとうございました！

ありがとうございました！