LUHICAさんの進路ストーリー
(2014/04/02)
―現在どんな活動をしているんですか?
私は今年大学に進学するんですが、学校に通いながら歌手としてアーティスト活動をしています。昨年の6月に「独り言花」というシングルでデビューしました。資生堂さんのTSUBAKIのCMでも使われている曲なんです。最初は顔を出していなかったんですけれど、7月にミュージックステーションで初めてみなさんの前で歌わせていただいてから音楽番組などに出演させていただいたり、ラジオもやらせてもらったり色々と活動しています。
―子供の頃から歌手になりたかったんでしょうか?
小さい頃は「歌手になりたい」っていうはっきりとした夢はありませんでした。歌を歌うことが昔から大好きだったらしいんですが、自分はあんまり覚えていないんですよね(笑)。でも音楽はすごく好きで、小学校の頃からピアノを習ったり、中学から今まで合唱部に参加したりしています。 デビューする前は、教師になりたいなと思っていました。
―それでは、どのようにして歌手になったんですか?
中学の卒業式の時に、学年みんなでマイケル・ジャクソンさんの「We Are The World」という曲を合唱することになったんです。ソロパートがいくつかあって、シンディ・ローパーさんが歌っていたパートを歌ってみたら、先生から「いいじゃーん!」って言われて、私がそのパートを担当することになったんです。
それまでは、みんなで歌って音をつくるのが楽しくてしょうがなくて、今もそれは変わらないんですが、卒業式で初めて1人で歌う機会を経験して、歌うことってこんなに楽しかったんだなって言う風に改めて思ったことが、「歌手になってみたいかな」って思った始まりです。
そして2年ぐらい前に、合唱部でお世話になっている先生からソロシンガーの大会のチラシが配られて、その先生の勧めで大会に参加してみたんです。そうしたら女子部門で優勝させていただいて、そこにいらっしゃったソニーミュージック関係者から声をかけられたのがデビューのきっかけです。本当に歌手になろうって思い始めたのはそれからなんです。
―きっかけが2年前ということは、デビューまでかなり短期間だったんですね。
声をかけられてからデビューまでは1年なかったくらいです。私もびっくりするくらいのスピードで色々進んでしまって、気付いたらこんなことになっていたっていう感覚です(笑)。最初は「こんな私で大丈夫なのかな?」っていう焦りもあったんですが、楽しかったです。
音楽や歌うことが好きで楽しくてやっていたことが、みんなに褒められたり、お仕事になるっていうのは夢のようなことだと思っています。
―歌う時にはどんな想いを込めていますか?リスナーのみなさんにどんな風に聴いてもらいたいですか?
曲によって変わってきます。私のこれまでの2曲は少し暗い雰囲気だったので、歌詞を見て感情注入して、すごく大人っぽいイメージを表現したかったんですけれど、4月にリリースする新しいシングル曲はアップテンポで楽しげな感じなので、その雰囲気を出したいなぁと思ってレコーディングしました。
私は歌い手として、歌詞を見てそれに合った歌い方を目指して歌っているので、そういったところに注目してもらえたら嬉しいです。でも、聴いてくれたらそれだけでとても嬉しいです。
―これからのLUHICAさんのアーティスト活動の中でチャレンジしてみたいことがあれば教えて下さい。
曲を多くの方に聞いてもらえれば嬉しいなと思っています。
それから将来的に機会があれば作曲もしてみたいなと思います。自分なりのメロディーを出したりできれば、いいなと思っています。