LUHICAの高校生活お悩み相談室

今月のお悩み相談室

No.27
LUHICAさんからみなさんへ!
(2015/03/04)
LUHICAさんのお悩み相談室の最終回は、1年間のこの相談室の活動を振り返りつつ、これから学校生活を送りながら進路を選んでいくみなさんへのアドバイスとエールをいただきました。

悩みは人と一緒に乗り越えられる!コミュニケーションを大切に

―ついに、最終回を迎えましたが、1年間を振り返ってみていかがでしょうか?

最初はすごく緊張していて、私は別に優等生ではないし大丈夫かなと思っていました。
でも、みなさんの悩みがびっくりするほど私と同じだったり、そういえば友達が同じようなことを言っていたなっていう内容ばかりで、自分でアドバイスしていて、“私、こんなこと言ってるけど、自分はやっていないな”と思ったり、“自分もがんばろう!”という気持ちが出てきたりして、私自身も助けられたことが多かったですし、改めて自分自身を知る機会になりました。

―今後、進路ナビではLUHICAさんに相談に乗ってもらうことができなくなりますが、これからも、みんなの悩みは尽きないのではないかと思います。悩みを抱えてしまった時はどう対処していくのが良いと思いますか?
これまでの総集編としてぜひアドバイスをお願いします。

これまで色々なお悩み相談を受けさせてもらって、私が思うことは、自分自身がその状況をどう受け止めるかによって、見え方が変わってくるなっていうことです。例えば、ある子に嫌なことを言われても、“この子はこんなことを言ってくるけど、私は関係ない”と思うか、“あー、この子にこんなこと言われたから、あたしはそうなんだ”って思うかで、全く違うと思うんですね。
何事もポジティブに前向きにとらえてみて欲しいです。

それから、私もそうだったんですが、高校生ってコミュニケーションが足りないことによる悩みが多い時期なんじゃないかなと思います。そういう相談が多かったように感じました。例えば、ケンカしてしまった子がどう思っているかわからないし会話もしてないけど、“最近どうなのかな?”って悩んでいたり、“お母さんと言い合いをしてしまったけど、どうしよう……”って悩んでいたり。
結局のところは、自分の気持ちを素直にぶつけてみて、相手と話し合うっていうのが一番大事なんじゃないかなと思います。
人と一緒にいることでそういうトラブルは起こるけど、人と一緒にいることでそれを直していくことができるんじゃないかなって思いました。

高校生って結構忙しいけど、二度と戻ってこない時間なので、その時間を大切にしてほしいなと思います。友達と一緒に助け合いながら楽しく過ごしてほしいなと思いますね。

―忙しいのもコミュニケーション不足になってしまう原因の1つかもしれませんね。今は、忙しくて自分の親とさえもなかなか話す時間のない高校生もいると思うんですが、SNSが普及して便利になった時代ですし、お母さんとLINEで話すという方法もとれそうですよね。

私はお母さんとLINEします。お母さんが「LINEのアカウントを作ったよ」って言ってきて、そういうのが好きなんです。大学に入ってからのほうが時間に自由がきいてお母さんとコミュニケーションが取れているんですが、確かに高校のときは本当にすごく忙しくて、家に帰っても顔を合わせてじっくり話すことがなかったです。その頃は、LINEやメールでやりとりをして必要以上に話さない、みたいな感じはありましたね。

でも親も多分、自分の子供が何かに困っているときは話してほしいはずだと思うので、そういうときはLINEでもメールでもいいから悩みを打ち明けるっていうのが大事だと思います。

―SNSが苦手なお父さんやお母さんに手紙を書くっていうのはどうでしょう?

ああ、それはとてもいいですね!私は、お父さん、お母さんにはそういうことをしたことがないんですけど、友達には誕生日とかに2、3ページくらいの手紙を書きます。

―けっこう長いですね!

くだらないことをだらだら書いていたと思います。そういうのをみんなやってたので、そういう風になっちゃったんです(笑)あと卒業の時にも手紙を書き合ったりしました。みなさんも卒業する時に友達と手紙を書き合うといいと思います。
手紙は自分で字を書いているので、メールより気持ちが伝わると思います。それこそお母さんに大切なことを伝えたいとか、誕生日とか、そういう機会があったら手紙のほうがいいかもしれないですね。

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