高校生のための進路サイト
私もデビューする前は、友達とカラオケに行ったりして「うまいねー」って言われたんですけど、その時は全然こういう風になると思わなかったです。私は、学校のバンドに入ったり、合唱部で歌ったりとかアカペラで歌ったりとか、ほんとに楽しみ半分でやっていたんですけど、たまたまコンテストがあって、どこまで通用するんだろうと思って応募してみたのが始まりだったので、もし歌手になりたいんだったら、自分のそういう気持ちを信じて、一度チャンスを見つけて何かやってみるっていうのが重要だと思います。
誰にも自分がどこまで通用するかは分からないし、本当に自分でやってみて、ここまでしか通用しないんだって分かった時は、そこから頑張っていくっていうのが、大事なんじゃないかなと思います。
―コンテストとかオーディションみたいなものに参加して、人から判断してもらうっていうことでしょうか？
そうですね。
―そのコンテストに出た時が初めての挑戦だったんでしょうか？
そうですね。私もハッキリ言って"そこから何が起きる"とか、"何が起きている"とか全然分からなかったので、もしかしたら、デビューする方法はスタッフさんに聞いた方が早いかもしれない(笑)
【一同】(笑)
―"ここで優勝したらプロになれるコンテスト"という訳ではなかったんですね。
そういう訳ではないし、そこから「あーやっぱり駄目だったんだ」ってなる場合もあるし、そこから何年も何年もずーっと待つって言う場合もあるし、分からないですね。人それぞれなんじゃないかなと思います。
なのでやっぱり、もし歌手になりたいと思うんだったら、一度コンテストとかオーディションとかに挑戦してみるっていうのが大事ですね。
―上達法や練習法に関してアドバイスをいただけますか？
自分が歌ったのをビデオに撮ったり録音したりしたものを聞いて、「何かここ変だな」と思うところを直すっていうのが、一番上達する方法なんじゃないかなと思います。
あとは、私の合唱部の先生が「歌えない部分があった場合は、25回そこを練習すれば絶対できる」って言っていたんですけど、確かにそうなんですよ。歌う回数でだんだん自分の体が慣れてきて歌えるようになる、っていうことだと思うんです。"思うように歌えない曲もあります"と書いてありますけど、そういうのは何回も繰り返しやってみればできるんじゃないかなと思います。
あとはヴォイスレッスンとかかな。
―先生に教えてもらうっていうことですね。
そうですね。
それから、自分が好きなアーティスト、「こういうアーティストがいいな」とか、「この人の声が凄く好きだな」と思う人の曲とかをたくさん聴いたりすると、自分の歌い方にも影響してきます。そういうことをするのがいいと思います。
