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ふつうの大人がしてきた進路選択について
Case04. ネットの海にて

今回はGoogleのアンケートフォームを利用して、twitter上でアンケートをお願いしてみたよ。

回答者が少ないのは、フォロワーがほとんどいないアカウントから発信したからだな。

進路ナビ公式アカウントからも発信してもらったのだが…結果として、以前行った2回のアンケートと同じくらいの数になったので、良しとしよう。

サンプル数 13
年齢 20代 3名 / 30代 3名 / 40代 4名 / 50代以上 3名
男:女 2:11
職業 社会人 10名 / フリーター 1名

年齢層はきれいに分布したな

男女比は、圧倒的に女性が多いね。こういうアンケートに気軽に参加してくれるのって、やっぱり女性が大半なのかなあ。

業種・職種もばらけたよ。フリーターの人は、お芝居をやってる人のようだね。

お笑いと演劇人は、どの時代でもフリーターが多いんだよね。芸一本で食べていくのが厳しいのは、日本の芸術の地位が低いからなのか…

欧米でも、無名のプロはお金を持ってない人が多いけどな。

厳しい世界だね。

  1. 高校生の時になりたい職業を決めて進路を選びましたか?
  2. 1で「はい」の方、希望したとおりの職業につけましたか?
  3. 今の仕事にやりがいを感じますか?
  4. 高校生(または高校生の頃の自分)へのメッセージ

順番にいってみよう!

高校生の時になりたい職業を決めて進路を選びましたか?

YES…3
NO…4
職業は決めていないが好きな分野を選んだ…6

YESの3人は”やりたい仕事”があって、好きな分野を選んだ6人は”学びたいこと”があったんだな。

NOの4人は、仕事や勉強についてこだわりがなかった人、と言えるね。

1で「はい」の方、希望した通りの職業につけましたか?

YES…1
NO…2

厳しい結果が白日の下に…

何かを目指すということは、”ひょっとしたら叶わないかもしれない”未来の向こうに進む覚悟を持っていないといけないのかも。

「つぶしがきかない」職業なんて言われ方をする、その業界内でしか通用しない知識や技術がある職業があるけど、そういうものを目指すなら覚悟が必要だな。

転職した経験はありますか?

YES…9
NO…4

7割が転職経験あり!

情報化社会では様々な選択肢が存在するから、ライフステージの変化やレベルアップのために職を変えることは、普通になっているよな。

なりたかった職業につけても、職場や働き方が合わなくて止む無く転職することもあるよ。

今の仕事にやりがいを感じますか?

YES…11
NO…2

「やりがい」ってのは、充足感や手ごたえを感じているか?ってことだな。

充足感…つまり、自分の問題・課題として仕事に取り組めば、達成した時の喜びが大きくなって充足感を得られるのではないかな。

他人に言われたからやる、という姿勢じゃ充足感は得られないっていうことか。

その方が合っている人もいるから一概には言えないけど、嫌々やっているのではない、没頭できる…「気づいたらもうこんな時間だ!」という状態にあることが重要な気がします。

高校生(または高校生の頃の自分)へのメッセージ

今回はいろんな意見があって、発信者の立場が分かった方がよさそうだったから、職業を公開しました。

いろんな人がいろんなことを言う…それを聞いて自分のことを考える。そうやって人は学んでいくのだ。

もし、自分が思っているのとは違う意見があっても、それはあなたを否定しているわけじゃない…討論などをする際に、まず最初に知っておくべきことだね。

それを踏まえて、いろんな人に意見を聞いて、じぶんの進路を選んでほしい。

  • 先の進路が目標が決まってないのであれば、汎用的な資格を勉強するのも良いと思います。英語や情報セキュリティなど。(システムエンジニア)
  • やりたいことが見つかれば素晴らしい。見つからないのも素晴らしい。自分に何ができるのかまだまだわからない。好きなことが見つからなくても良い。道草たくさん食っても大丈夫。不安があっても、あなたなら大丈夫。(WEBディレクター)
  • 自分の好きな分野に素直に向き合ってそれが人のためにもなるような職ならトライすべきですし、伸ばすべきです。(会社員)
  • やりたいこととできることは別。できることを増やしてください。学ぶことは死ぬまで続きます。無理と拒否して、できること、可能性をつぶさないでください。今のあなたにはそれしかないのです。(清掃業)
  • なにがしたいかよく考えて(IT関係)
  • 2年9ヶ月働いた時点で体を壊して今療養&退職準備&転職準備中です。人間は1ヶ月であっという間に鬱病になれます。私は大学に入るまで漫画家になりたかった人間ですが大学時代にやりたいことが変わりました。そういうこともあります。でも体を壊しました。鬱は心の病気でなく脳の病気です。普通に、ちょっと頑張って無理して働いていると脳の病気になり得る社会です。無理はせず自分の限界を覚えてください。体力、精神の限界もね。生物には限界があります。(障害者施設職員)
  • とりあえず四大卒だけはしておけ!高卒で芝居の道行っても、家庭不和で結局諦めることになるなら、四大出てから芝居やっても遅くないぞ!プロを辞めてもアマの道もあるから選択肢を増やしてね!(フリーター)
  • 漠然と好きなものをこれからも大切に。大切にするということは努力をしろ。大人になったときにその好きなこと・ものが続けられる環境を整えてあげることが今のあなたができることだから。(公務員)
  • 勉強したほうが人生の選択肢は広がる(会社員)
  • 希望する職種の需要・待遇等を調べ、それで将来的に生活していけるか現実的に考えることも必要かなと。(団体職員)
  • 自分の好きな語学を突き詰めたくて大学に進学し、それを活かして就職。留学後、別の会社で5年勤めた後、結婚出産で退職しましたが、子どもが通っていた園に誘われ、畑違いの保育の場に!通信教育で保育士の資格を取り、その園で10年以上保育士として働いています。今やりたいことがあるなら、何でも挑戦してみてください!挑戦したことは全て糧になりますから!若いときにやりたかったことばかりじゃなく、大人になっても新しいことに挑戦できますよ!(保育士)
  • こんな仕事につくなんて無理かなあなんて遠慮がちに思わず、図々しいぐらい「こういう仕事がやりたい!」と思ってしまって大丈夫!(エディトリアルデザイナー)

好きなことはやるべき!って言う人と、好きなこととできることは別、って言ってる人がいるね。

おれはどっちも正しいと思う。

私は若い時は好きなことを目いっぱい勉強して欲しいな。そこから先の仕事選びについては、選ぶときに考えたらいいと思う。

もし違う道を選ぶことになったら時間の無駄、とは思わないのか?

私にとっては、やりたいことを諦める方が心身に影響があるなあ。これはもう、向き不向きがあるとしか言えない…仕事はできることをやって、やりたいことは趣味として細々続けるのが向いてる人もいるし、好きなことをやりきらないと先に進めない人もいる。

好きなことを仕事にするのが幸せになる条件ではない、という事を言う人もいるけど。

仕事には適性が必要だよね。そういうケースの場合、仕事としてお金を発生させる状況まで突き詰めると、その工程に発生する業務をするのにその人が向いてなかった、てことになるのかな。

合ってるかどうかなんて、やってみないと分からないだろ。

そうなんだよね。やってみないと分からないの、仕事って。

だからみんな転職するのか。

うん。でも、そうだからといって、それが好きなことを勉強しない理由にはならないんだよ。

じゃあ、特に好きなことがない人間はどうしたらいいんだよ。

好きじゃなくても得意なこと、需要のある職業の勉強をしたらいいよ…もし自分が向いていると思えばね。医療や理化学の分野は需要が高いよ。勉強が嫌いだったら、無理に大学なんかへ進まずに就職するといいんじゃないかな。

大学全入時代にか…?

誰でも大学に入る時代になったからこそ、”就職に有利だから大学へ行く”っていうのはもう古いんじゃないかしら。人の価値観だけでなく、進路も多様化しているよ。

色々な意見があったな

大切なのは、人のまねをしたり、誰かを理由にすることじゃなく、自分の意思で選んで進むことだよ。

周囲の常識にとらわれ過ぎると、後悔することもある。

失敗は成功のもと!間違いを恐れて慎重になりすぎるあまり、本当に求めていることを取り逃さないよう気を付けたいものです。

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