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大学受験で場合によって課される小論文は、多くの高校では授業自体が設置されていません。
対策を開始する時期も、他の主要教科と比較すると遅くなる傾向にあるといえるでしょう。
学校や予備校の指導方法も主要教科に比べて確立されていないため、小論文に不安を抱えている受験生も多いのではないでしょうか。今回は、大学入試の小論文の書き方、作文との違いや対策のポイントなどについて詳しくご紹介します。
「小論文」対策もしておこう!
大学受験で小論文を課されるケースはさまざまですが、高校の成績を重視しない総合型選抜入試や自己推薦入試では、重要性が高くなることも少なくありません。
面接とあわせて対策を徹底することで、合格につながりやすくなります。
ここでは、小論文とはどのようなものなのか、大学入試における小論文の種類や出題傾向について詳しくご紹介します。
小論文って何?
小論文とは、与えられたテーマに対して自分の意見を論理的に示した文章のことです。
小論文は、漢字の通り小さい論文、という意味がありますので、思ったことを書く形式の作文や感想文とは異なります。結論が明解であること、論理的な構成が求められ、表現の美しさや余韻などは特に必要とされない傾向にあります。
小論文と作文の違い
小論文 | 作文 | |
---|---|---|
文章の特徴 | 論理的、客観的 | 感覚的、情緒的 |
文章の作り方 | 根拠や主張をもとに構成する | 自身の主観や感想をもとに構成する |
上手に書くコツ | 論理性がポイント | 感受性や表現力がポイント |
小論文では、課題文やテーマに対し、論理的で客観的になぜそのことが起こるのか、問題とされるのか、社会的な重要性が何か根拠を挙げて深く掘り下げることが大切です。反対に、作文や感想文は主観的なもので、テーマを分析したり掘り下げたり知識や思考よりも感受性や表現力が重要とされています。小論文と聞いて作文や感想文のようなイメージを思い浮かべる人もいますが、入試においては「作文や感想文とは別物」としっかり認識するのが重要です。
大学入試の種類による違い
小論文の書き方は、基本的に一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜の種類によって変わることはほとんどありません。一方、小論文に求められる内容は異なり、一般選抜における小論文は高度で個性豊かな観察力と深い知識が求められます。学校推薦型選抜・総合型選抜においての小論文は、基礎学力をもとに社会的視点に立ったバランスの良い的確な文章が求められます。
大学入試における小論文の出題傾向
大学入試における小論文の出題形式はさまざまですが、以下の表に分類できます。
分類 | 内容 |
---|---|
課題文読解論述型 | 日本文での課題文を与えられ、それを読みながら説明問題や論述問題について述べる形式 |
図表分析型 | ラフや表を与えられ、それらのデータを読み取り、問題や論述問題について述べる形式 |
テーマ型 | 指定されたテーマについて自分の意見を論述する形式 |
英文問題 | 英文の課題文を与えられ、説明問題や論述問題について述べる形式 |
理科論述型 | 日本文や英文の課題文を与えられ、理数系の総合問題について述べる形式 |
教科論述型 | 専門分野の知識が必要であることが多く、教科の論述問題について述べる形式 |
近年は、課題文やデータ・資料を読み解いて問題に答える課題文読解論述型や図表分析型での小論文がもっとも多く、与えられたテーマについて書くテーマ型の小論文は少なくなっています。ただ、短大においてはテーマについての作文を書くことを求められることが多いようです。与えられる課題文やデータ・資料、テーマは、学部、学科により異なりますが、頻出される傾向にあるのは現代社会で問題になっている事柄が共通しています。
自分が志望している学部、学科に近い分野の事柄を、新聞やニュースで毎日チェックし、それについて考える習慣をつけることが大切です。また、過去問題を念入りにチェックすれば志望校の出題形式や傾向についてはわかりますので、確認した上でしっかりと対策を練ることも重要なポイントの1つといえるでしょう。
小論文の書き方
小論文は基本的に、「序論」「本論」「結論」という三部構成で書きます。
三部構成で書くことによって、文章が論理的に構成され、読み手への説得力が増すためです。小論文では、意見を述べて根拠を示し、まとめとして結論を示すという構成が重要なポイントの1つです。ここでは、小論文を書くときの時間配分のコツや、「序論」「本論」「結論」それぞれの書き方について詳しくご紹介します。
小論文を書くときの時間配分のコツ
大学入試における小論文では時間制限があるため、時間内に書き終わらなければなりません。時間内に書き終わることができなければ、いくら内容が良くても得点は大きく下がってしまいます。小論文には書き方の手順があり、その手順通りに時間配分をすることが重要なポイントになります。
具体的な書き方の手順と時間配分は、以下の通りとなります。
手順 | 目安となる時間配分 |
---|---|
問題を分析する | 5~10分 |
構成を作る | 15~20分 |
解答用紙に清書する | 20~30分 |
見直しをする | 5~10分 |
理科論述型 | 日本文や英文の課題文を与えられ、理数系の総合問題について述べる形式 |
教科論述型 | 専門分野の知識が必要であることが多く、教科の論述問題について述べる形式 |
上記の時間については、800字/60分の時間の目安になっていますので、参考にしてください。小論文を書く際に、「問題を読んでいきなり解答用紙に書く」という方法では論理的な文章を書くことはできません。まずは、落ち着いて問題を分析することが大切です。何を問われているのか、どう答えればいいのか、ということに注目しましょう。
問題の分析の後は、小論文の設計図となる構成を作ります。この構成がないと、途中で意見があやふやになったり、文字数が足りなくなったり、という状況に陥りかねません。構成を作るときに、内容をほとんど決めることになりますので、制限時間の4分の1から3分の1くらい使うのが良いでしょう。また、できるだけ細かく構成を考え、必ずメモしましょう。メモを書かずに小論文を書くと考えがまとまりません。
構成ができたら、構成をもとに解答用紙に実際に論述していきます。400字の原稿用紙を埋めるのにかかる時間は、おおよそ10分程度なので、20分あれば小論文問題の800字を埋めることができます。800字のどこかで誤字脱字をしている可能性もありますので、最後に必ず見直しの時間をとりましょう。
序論の書き方
小論文の書き方において、序論は特に重要です。これは、序論がしっかりと書かれていれば、「何について論じようとしているのか」ということについて読み手が冒頭で把握することができるためです。序論は、小論文の問題の文字数600~800字のうち、100字前後が目安です。序論の例をいくつか挙げてみましょう。
序論の書き方 | 概要 |
---|---|
問題提起を行う | 問題提起とは、問題や課題を解決すべき事項として投げかけること 「スマートフォンの発達は、私たちの生活を本当に豊かにしているといえるのだろうか」など |
提起した内容に沿った意見を表明する | 前出の例文に続きを書く場合は 「スマートフォンの発達は、生活を本当に豊かにしているといえるか。私はそうは思わない」など |
課題文を引用する | 課題文読解論述型・図表分析型の出題形式では、課題文を引用する書き出しの方法も効果的 |
課題文を引用する場合は、引用部分を明確にすることがポイントです。課題文の文章を自分の意見のように述べているとみなされると減点対象になるので、引用部分に「」や“”を使うなど、採点者に引用部分がすぐにわかるようにするのも大切です。
本論の書き方
本論の書き方 | 概要 |
---|---|
意見提示を行う | 「自分はこう思う」という意見を書く。小論文では、自分の意見を明確にするため序論で軽く触れ、 次の段落である本論で深く掘り下げていく書き方が一般的。 |
論拠提示を行う | 客観的なデータや事実をもとに、決めたテーマに対する自分の意見、意見を出した理由などを書く |
本論は、小論文の中でも65~80%を占めます。本論では自分の意見に説得力を持たせることと、問題に対する答えを詳しく述べることが大切です。本論は一般的な小論文の問題の文字数600~800字のうち、400~600字を目指すと良いでしょう。まず、自分の意見を提示する意見提示、さらに自分の意見を掘り下げるための体験談や客観的な事実を提示し、論理を展開していく論拠提示の2つに分けられます。
論拠提示では、意見提示と内容が重ならないように注意することが大切です。論拠提示は意見の根拠となり、小論文全体の中心になりますので、表面的な部分からさらに掘り下げていく必要があります。
結論の書き方
結論は、序論で述べた答えを小論文の最後でもう一度述べる形式が一般的です。
結論は一般的な小論文の問題の文字数600~800字のうち、100字前後を目指すと良いでしょう。問題に対する答えや、最終的に伝えたいことなどを簡潔に述べることを意識することが大切です。感情に任せて書くことや、指定時数に近づけるために付け足すような書き方は避けてください。
本論または序論ですでに述べた内容の要点に絞り、結論の文を少し押し広げていく書き方が重要です。中立のような、あいまいな結論は避けましょう。結論の明確さが採点基準に含まれている可能性もあるので、結論において少しでもあいまいな印象を与えてしまうと、大きな点差につながります。
小論文の対策・学習方法
大学入試においての小論文の具体的な対策方法や学習方法はあるのでしょうか。ここでは、小論文の上達のポイントや採点ポイント、独学で学習する際に役立つ教材などについて詳しくご紹介します。
小論文の上達のポイント
1 文字は濃く大きく、楷書で丁寧に書く
2 序論、本論、結論の分かれ目で段落を変える
3 指定された文字数の90%以上を満たす
4 主語と述語の関係性、文章のねじれなどに注意する
5 習った漢字はできるだけ使う
小論文だけに限った話ではありませんが、文章を相手が読みやすい字を書くことを心がけることが大切です。
前出の項目で少し触れましたが、小論文は基本的には三部構成で書きます。600字程度の場合は、構成や内容のまとまりに応じて、3~4つの段落に分け、序論、本論、結論の分かれ目で、段落を変えるようにしましょう。600字以上の場合は、150字~200字前後を目安に段落を変えることを意識しましょう。
また、小論文の文字数は指定された数の90%以上は書くようにしましょう。一文の文字数は、読み手のことを考えて50文字以内にするとわかりやすくなります。書く際は、主語と述語が呼応しているか、文章がねじれていないかということに注意しましょう。敬体(です・ます)と常体(だ・である)が混在していないかもポイントの1つです。
なお、稚拙な文章に見えやすくなるため、同じ文末表現を繰り返すのは避けてください。また、話し言葉や“ら抜き”言葉、流行の言い回しなどを使わないことも意識する他、習った漢字、簡単な漢字は正しく書けるようにすることも大切です。
小論文の採点ポイント
小論文において正解はないので、内容に対する採点方法もないといえます。ここでは、基本的な評価ポイントをご紹介します。
評価軸 | 概要 |
---|---|
文章の内容や考え方についての評価 | 問題文の内容や要点をしっかり把握しているか |
文章の構成が論理的かどうか | |
問題提起から提起内容の根拠の説明、主張が具体的で無理がないか | |
主張から積極性と真剣さを感じることができるか | |
書き方の形式やルールについての評価 | 原稿用紙を正しく使えているか |
文法において誤りがないか | |
文体が統一されていて、誤字脱字がないか | |
送りがな、数字、英字のルールが守られているか | |
文字数は規定の9割以上を満たしているか | |
センテンスの長さが適切か | |
文字を丁寧に書いているか |
上記のようなポイントが採点され、総合的な判断につながります。
小論文は独学でも学習できる?役立つ教材は?
小論文は独学でも大学入試に合格することは可能です。
独学での学習において大切なのは、小論文の参考書を用意し書き方を学習することと、早い時期から学習することです。小論文に必要な力は、読解力、論理的思考力、文章力、知識などが挙げられます。どれも短期間で習得できる力ではないため、最低でも3ヶ月前から準備しましょう。
小論文の参考書は、「誰にでも書ける 小論文学習の決定版」がおすすめです。「試験会場でどのようなテーマが出題されても書ける」とうたっている教師用の指導書ですが、要点がコンパクトにまとめられ、効率的に文章が書けるポイントが書かれています。文章が苦手な人でも小論文を書くための文章力を伸ばせるようになっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
小論文の例文集
小論文の例文集をご紹介します。
1 グローバル社会での活躍
課題文
近年、旅行者や留学生、労働者などとして日本へやってくる外国人が急増しています。今や外国人なくして日本経済は成り立ちません。日本のどこにいても「自分は関係ない」などといってはいられません。 「グローバル社会」というとすぐに「英語」教育が叫ばれますが、それだけでしょうか。「グローバル」とは「世界的規模」の意味ですから、世界の共通言語としての「英語」は重要です。しかし、言葉はあくまで相互理解のためのツールです。
グローバル社会が目指す本質は、異文化同士の相互理解による国際交流や経済活動を通しての、すべての国と地域の平和と発展であるはずです。人類史上の紛争や戦争はすべて自国、自民族の経済的な利益、思想・宗教の押しつけが原因です。自分たちと違う文化や価値観を理解すること、理解できなくても認めることがグローバル社会への第一歩といえます。
同時に自分たちの文化や価値観を理解してもらう努力を忘れてはなりません。いうのは簡単ですが、私たちは私たちの国の歴史や文化どころか主産業やGDP、人口、地球上の位置や気候すら正確に伝えられないのではないでしょうか。世界の動向に目を向けることは重要ですが、高校生活の中でも自分の町や国を知ったり、自分と違う意見に誠意をもって耳を傾けたり、自分の意見を理解してもらう訓練はできるはずです。
地球という人類の棲家を維持していくためにはグローバル化が欠かせません。そして、グローバル社会で活躍するには自分と違う個性を認める人間力と自分が理解されるための発信力を培うことです。英語の学習も未知の世界を知り素敵な人々と出会うためと考えれば楽しくなろうというものです。
以上の課題文をよく読み、理解した上で、「グローバル社会での活躍」について、600字以内で述べなさい。
記述例
現在、私が通学する高等学校には、アメリカ人やブラジル人、中国人など、多くの外国人生徒がいる。ブラジル人の生徒はクラスメイトであり、席も近く、仲の良い友達になっている。私は、ブラジルの公用語であるポルトガル語はできないので、英語でコミュニケーションをとり、彼に日本語を教えている。
グローバル社会は、外国に行くまでもなく、日本国内でも成立しつつある。東京オリンピックのときには、特に東京はグローバル社会になる。そのとき、日本の文化を押しつけるのではなく、相手の民族・文化を尊重し理解することから始め、こちらから積極的にコミュニケーションをとるように努めることが重要である。また相手から求められれば、喜んで日本理解を推進すべきである。そして、おもてなしの心を忘れずに接したい。
私の身近にも外国人がいるので、クラスメイトだけでなく、多くの外国人生徒と友達になりたい。大学入学後は、英語の他に第2外国語のフランス語の習得に励み、ヨーロッパに留学もしたい。大学卒業後は、国際連合の機関で働き、世界平和に貢献したいと考えている。世界各地の文化や考え方を理解し、真のコミュニケーションをかわせるだけの教養を身につけたい。
2 興味のある職業の内容について知っていること
課題文
早くから、将来どんな職業につきたいかを考えることは、就職希望者ばかりでなく、進学希望者にとっても必要なことです。
みなさんは、将来どのような職業につきたいと考えていますか。はっきり答えられる人もいるでしょうし、今はまだ具体的なイメージがないという人も多いと思います。今はっきり「私は将来このような職業につきたい」と話せる人は、この機会に「自分はその職業について何を知っているのか」をチェックしてみようではありませんか。
しかし、このようにあらためて問われると意外に知らないことも多いのではないでしょうか。でも、今の段階ではそれで良いのです。何を知っていて、何を知らないか、それがわかればたいしたものです。
また、ある職業にあこがれている、でも実際は何も知らないという人もいるでしょう。では、なぜあなたはその職業にひかれたのでしょうか。きっと理由があるはずです。その理由を考えてみるのも意味があるのではないでしょうか。
今はまだ将来の職業のイメージについて何も浮かばないという人は、別の角度からアプローチしてみましょう。実際、「自分の将来の職業」と考えると、重すぎます。それはいったん置いておいて、「興味のある職業」で良いのではないでしょうか。「あの仕事が気になるんだよね」「あの仕事は格好いいよね」「あんなふうに仕事ができたらいいな」、そんな職業を1つ選んでみましょう。
社会には数え切れないほどの仕事があります。たとえば、朝起きてから学校に着くまで、みなさんはたくさんの働く人々に出会っています。街に出れば、もっとたくさんの働く人々がいます。その中で気になる仕事はありませんか。その仕事について、知っていることを整理してみましょう。
以上の課題文をよく読み、理解した上で、「興味のある職業の内容について知っていること」について、600字以内で述べなさい。
記述例
私は将来「自然環境問題」、特に「都市の緑化」に携わる仕事に就きたい。そのために○○農業大学○○学部に進学し、自然環境に関する分野について学びたい。この分野に興味・関心を持ったのは、祖父の影響が大きい。
私は小学生時代、夏休みになると毎年、祖父が暮らす田舎で過ごしていた。自然が美しく、夏でも涼しい、過ごしやすい環境であった。その祖父が、5年前から東京で私の家族と同居するようになった。祖父は毎日、生ごみを家の庭に埋めていた。すると1年間で土壌が改良され、生ごみはすべて土になり、水はけが良い庭になった。また、捨てたジャガイモの皮についていた芽が育ち小芋がなった。我が家のエコガーデンは、自然循環・環境共生のミニモデルとなり、近所の人たちの評判になった。
私は、大学卒業後、「都市の農村化」に尽力したい。ビルの屋上と壁面を緑化し、グリーンミニマム(自然面率)50%を満たせば、ヒートアイランド現象を防止できるのではないだろうか。日本の自然環境の将来を考え、「自然循環」と「環境共生」を目指すことを、私のライフワークにしたい。そのためにも将来は市役所に就職し、課題に取り組みたいと考えている。
小論文は事前準備を徹底的に
大学入試における小論文は、大学受験の合格を左右する重要な要素の1つといえます。面接とあわせて、事前にしっかりと対策を重ねておくことが大切です。また、小論文が必要とされる、学校推薦型選抜・総合型選抜入試においては、志望理由書も合否を左右する重要な要素です。志望理由書の書き方にも合格へつながる書き方があります。自己学習をされているという方は、志望理由書についての書籍も参考にしてみてください。
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