学生ひとり暮らしガイド
ひとり暮らしにはいくらかかるの? ひとり暮らしを始めるのにかかるお金

ひとり暮らしにかかる費用を知り、実際に学校に通いながら生活を維持していけそうか、考えてみましょう。「家族や親せきに支援してもらうことはできるのか?」「奨学金や教育ローンを利用するのか?」「アルバイトでまかなうのか?」など、よく考えて計画を立てることが大切です。

ひとり暮らしを始める時、最初はまとまったお金が必要になります。実際の金額は、住む地域など様々な条件によって変わってきますが、どんなことにお金が必要になるのか確認しましょう。

下の表のシミュレートの欄に数字を入れて、合計でどれくらいの金額がかかるか調べてみましょう。工夫次第で節約できるものもあります。
(※例の金額はあくまで参考値です。実際は利用する交通機関やプランによって大きく変わりますのでご注意ください。)

部屋さがしにかかるお金

部屋探しは現地で直接見てみることが望ましいですが、受験の際に不動産会社に寄って有る程度情報を入手したり、現地に行かず・電話・FAXだけで契約申込みまですることも可能です。また、受験生向けの宿泊付き格安ツアーなどを活用することで費用を安く抑えられます。

項目シミュレート
交通費
地元から住む予定の地域までの交通費がかかります。遠くなるほど、また、往復が増えるほど費用がかさみます。
60,000円
(札幌~東京2回往復)
 円
宿泊・滞在費
地元との往復に時間がかかる場合や現地でじっくり部屋探しをしたい場合は、宿泊費などがかかります。
20,000円
(東京に計2泊 + 食事)
 円
小計80,000円

部屋を借りる(賃貸契約を結ぶ)のにかかるお金

部屋を借りる際には、少なくとも住む部屋の家賃の4~6カ月分のお金がかかります。尚、家賃の相場は地域によって大きく異なり、都市部ほど、駅から近いほど、または学校から近いほど高い傾向があります。

例)家賃:60,000円、管理費:3,000円、敷金 2か月、礼金 2か月の場合
※最近の不動産事情では敷金・礼金1ヶ月という物件も多くなってきており、初期費用の交渉も可能な場合もあるので質問してみよう。

項目シミュレート
敷金 or 保証金
地域によって敷金が必要な場合と保証金が必要な場合とがあります。敷金の場合は家賃の2ヶ月分前後、保証金の場合は家賃の7ヶ月分前後かかります。
120,000円
(60,000円の家賃2カ月分)
 円
礼金 or 契約一時金
礼金もしくは契約一時金は、家賃の1、2ヶ月かかります。
120,000円
(60,000円の家賃2カ月分)
 円
不動産仲介手数料
不動産会社に部屋を紹介してもらった場合にかかります。家賃のおよそ1ヶ月分かかります。
64,800円
(60,000円の家賃1カ月分+消費税)
 円
火災保険料
通常、万一の火災や水漏れなどに備えて、賃貸契約時に保険の加入が必要です。2年間分の契約料金を一括で支払うのが一般的です。15,000~20,000円が相場です。
20,000円 円
鍵交換代
前の住人が使っていた鍵からの交換費用です。15,000円前後が相場です。
15,000円 円
消毒料
入居に際しての消臭や消毒の費用を請求される場合があります。10,000~15,000円が相場です。
15,000円 円
前家賃
通常、入居前に先の1ヶ月分の家賃を支払う必要があります。大体は入居予定日から日割り計算での請求になります。
60,000円
(1ヶ月計算として)
 円
管理費
家賃とは別に管理費の支払いが必要な場合、入居前に先の1ヶ月分の管理費を支払う必要があります。数千円程度が相場です。
3,000円 円
小計417,800円 円

暮らし始めるのにかかるお金

生活環境が整うまでは、色々と出費がかさむものです。できる限り、ゆとりを持った計画を立てることが望ましいです。

項目シミュレート
引越し代
距離や荷物の量、季節や業者によって引越し代は大きく変わってきます。持っていく荷物が少なければ引越し代を抑えることができます。
50,000円
(北海道~東京の単身パック)
 円
家財道具代
寝具や衣類、掃除機や洗濯機や冷蔵庫などの家電等、生活するのに必要な物品をそろえるお金も必要です。リサイクルショップで安くそろえることも可能です。
100,000円  円
予備の貯金
新生活では、思いがけない出費が多くあるものです、数か月分程度の家賃と食費程度を予備として用意しておけば、安心して過せるでしょう。
300,000円 円
小計 450,000円  円
ひとり暮らしを始めるのにかかるお金の
合計
947,800円  円

初年度は入学金や1年次の前期授業料、教科書代などの学費もかさみます。余裕をもった計画をたてておきましょう。

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