部屋探しの際に遭遇する様々な言葉達。聞きなれた言葉もあるけれど、初めて聞く言葉もたくさんあるでしょう。全部覚える必要はないけど、分からない言葉に出会った時は、何となく流してしまわずに、その都度確認しておくと安心!
建物の種類
- アパート
- 一般的に木造や軽量鉄骨(細めの鉄の柱)造の集合住宅のことを指します。構造上あまり高い建物は建てられないため2階建ての場合が多いです。
比較的家賃が安めです。
- マンション
- 一般的に鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の集合住宅のことを指します。通常3階建て以上の場合が多いです。アパートより地震や火災に強いです。
比較的家賃が高めです。
- ハイツ
- アパートの別称。アパートの中でもきれい目な場合が多いですが、厳密な使い分けのルールはありません。
- コーポ
- アパートの別称。アパートの中でもきれい目な場合が多いですが、厳密な使い分けのルールはありません。
- テラスハウス、タウンハウス
- 隣の家と壁を共有している形態の一戸建て住宅。日本風に言うと長屋。建物が面する庭は各住戸属します。
- メゾネット
- アパートとマンションの一住戸が内階段でつながった複数階ある形態の集合住宅。
- デザイナーズマンション
- デザイン性の高さを売りにしたマンション。
画一的な集合住宅のイメージを打ち破るものが多い。
家賃が比較的高めです。
- ルームシェア
- ひとつの賃貸住戸に複数人共同で住むこと。
家賃を分担することで、安めの家賃で広い住戸で暮らせるメリットがあるが、貸主の了承を得る必要がある。
- リノベーション
- 既存の建物に大規模な改修工事を行うことで、用途や機能を変更させたり価値を高めること。
建物の機能をそのままに壁紙の張り替えなど簡単な改修を行うリフォームとは異なります。
- 新築(しんちく)
- 完成してから1年以内で、まだ誰も住んでいない建物のこと。
建物の構造
- 木造
- 主要な構造部分に木材を使う建築構造のこと。
- 軽量鉄骨造
- 主要な構造部分に軽量鉄骨(厚さ6mm未満の鋼材)を使う建築構造のこと。一般的な木造よりも耐震性や耐火性に優れています。
- 鉄筋コンクリート構造
- コンクリートは圧縮に強いが引っ張る力に弱い。これを鉄筋で補強することで、高い強度を持たせています。
- 鉄骨構造
- 主要な構造部分に鋼材を使う建築構造のこと。鋼材は厚さに応じて軽量鉄骨(厚さ6mm未満)と重量鉄骨(厚さ6mm以上)に分類できますが、単に鉄骨構造もしくは鉄骨造という場合は、重量鉄骨造のことを指します。
- 鉄骨鉄筋コンクリート構造
- 鉄筋コンクリートの芯として鉄骨で柱や梁を組む建築構造のこと。主に高層建築物に使われます。
賃貸基礎用語
- 徒歩~分
- 80メートルを徒歩1分で計算したもので、端数は切り上げます。また、坂道や信号待ちの時間は考慮されていないため実際の所要時間と前後することがあります。
- 間取図(まどりず)
- 部屋のレイアウトや広さを確認するための図。部屋を真上からみた形を平面で表しています。
- 専有部分、専有面積(せんゆうめんせき)
- 住戸を借りている人が専用で使ってもいい部分で、この面積を専有面積といいます。バルコニーやロフトは専用で使っていい部分ですが、専有部分には含まれません。
なお通常、専有面積は壁の中心部分から計算するので壁の厚さの分だけ実際の空間より広くなります。
また、同じ間取り(2DKなど)でも住戸によって専有面積は異なりますので部屋探しの際は要チェックです。
- 帖
- 畳とも表します。畳(たたみ)1枚分の広さで、部屋の広さを表す単位として使われます。約1.65m2の広さです。不動産情報に掲載されている場合はおよその値ととらえましょう。
- 坪
- 畳2枚分の広さで、一般的に土地の広さを表す単位として使われます。約3.3m2の広さです。
- フリーレント
- 賃貸物件を最初の一定期間、家賃無料で借りられること。
引っ越しの初期費用を抑えられるメリットがありますが、家賃が高めだったり、“何年以上住まなければならない”などの縛りがある場合があります。
- オール電化
- 調理、給湯、空調などを全て電気によってまかない、ガス機器をなくすこと。
- 打ちっ放し
- コンクリートを打ち込んだ(流し込んで固めること)面を塗装などせずにむき出しのままにすること。デザイナーズマンションに多く、無機質さが一定の人気を得ています。
- 家具家電付
- 生活に必要な、ベッドなどの家具や冷蔵庫、洗濯機などの家電があらかじめ備え付けられている住戸物件。
生活を始める際に家具家電を買い揃える費用負担をなくせるメリットがありますが、その分相場より家賃が高めな場合があります。
- 角部屋
- 建物の折れ曲がった角にある部屋のこと。
隣り合う部屋が少ないため騒音トラブルのリスクが少ない、窓を多く取り付けられるため比較的日当たりが良いというメリットがあります。逆に場所によっては外からの騒音が大きかったり、カーテンを多く付けなくてはならなかったりといったデメリットもあります。
- 内見
- 建物の内部を見学すること。部屋探しをする場合は、できれば内見した方が良い。
- 管理会社
- 賃貸住宅の管理会社とは、貸主から建物の維持・管理を委託されている会社のこと。入居後のトラブル対応や解約予告などは、管理会社が窓口となります。
賃貸契約用語
- 取引形態
- 賃貸契約において、不動産会社が貸主と借り手の間でどの立場にあるかを示賃貸契約仲介、代理、貸主のいずれかの形態があります。
- 仲介
- 賃貸の取引形態が仲介と表示されている場合、不動産会社が貸主と借り手の仲立ちを行います。ほとんどの賃貸契約がこの形態となります。
賃貸契約の際に仲介手数料(一般的に家賃1カ月分)を支払う必要があります。
- 代理
- 賃貸の取引形態が代理と表示されている場合、不動産会社が貸主に代わって借り手の募集と貸し出しを行います。
賃貸契約の際に仲介手数料を支払う必要のある場合もあります。
- 貸主
- 賃貸の取引形態が貸主と表示されている場合、物件の持ち主自身が借り手の募集を行っています。
賃貸契約の際に仲介手数料を支払う必要がないため、引越しの初期費用を抑えられます。
- 入居審査
- 賃貸契約を結ぶ前に、貸主が入居希望者について家賃を支払えるだけの安定した収入があるか、風紀を乱すおそれがないかなどを確かめ、入居を認めるかを決めるための審査。
一般的に学生の場合は、保護者や親せきの方が入居申込者、または連帯保証人となり、書類審査されます。
- 賃貸契約
- 複数の当事者の間で結ばれる法律上の拘束力を持つ合意のことを契約といいます。賃貸契約とは賃貸物件の貸主と借り手の間で結ばれる契約で、賃貸契約書に両者が署名、捺印することで成立します。
- 賃貸契約書
- 物件を賃貸するうえでの様々な約束事が書かれています。貸主と借り手と連帯保証人とが署名、捺印し、契約が終了するまで貸主と借り手がそれぞれ1通ずつ保管します。
- 賃貸契約期間
- 賃貸契約の期間。2年間の場合が多いです。期間満了前に更新の申し出をすることで継続して借りることができます。
- 重要事項説明
- 賃貸契約の際に、不動産会社は重要事項説明書を作成し、借り手に対して建物の名称、所在地、設備内容、契約期間や契約更新などの条件、貸主などについて説明することが、法律上義務付けられています。
- 実印
- 現住所のある市区役所・町村役場で登録した戸籍上の姓名を彫ってある印鑑のこと。印鑑を登録することで、法律上の権利や義務を持つ重要な印となります。
賃貸契約書に実印の捺印が必要な場合は、印鑑の登録とその証明書が必要です。
- 印鑑証明
- 現住所のある市区役所・町村役場に登録されている実印であることを証明する書類。登録済みの印鑑があれば、役所・役場の窓口で発行してもらえます。
賃貸契約書に実印の捺印が必要な場合、その証明として提出を求められます。未成年の学生の場合は、賃貸契約者となる保護者の印鑑証明書が必要となります。
- 定期借家契約
- あらかじめ借りられる期限が定まっている賃貸契約のこと。
普通の賃貸契約が契約更新して継続的に借りられたり契約期間中の解約ができたりするのに対して、定期借家契約の場合は契約更新や中途解約ができません。
貸主と合意すれば再契約することはできます。
- 連帯保証
- 部屋の借り手が家賃滞納などに陥った際に、代わりに支払う責任と義務を負うこと連帯保証といい、その人を連帯保証人と呼びます。
賃貸契約の際はこの連帯保証人が必要で、通常は親や親族に頼むことが多いです。
家賃保証会社に保証料を支払うことで連帯保証人なしで賃貸契約できる物件もあります。
- 家賃保証会社
- 賃貸契約時に必要な借り手の連帯保証人を代行する会社。
- 手付、申込金
- 賃貸契約前に部屋を別の人に借りてしまわれないように押さえておくために一時的に支払うお金のこと。契約の際にそのまま敷金または保証金の一部になります。
- 敷金
- 賃貸契約時に家賃滞納の担保や解約時の原状回復費用として、貸主に預けるお金。地域や物件によりますが、家賃の2~3カ月分が相場です。部屋に大きな破損などがなければ、解約時に原状回復費用を差し引いた残金が戻ってきます。
敷金が無い物件もありますが、その場合通常は解約時に原状回復費を支払う必要があります。
- 礼金
- 賃貸契約時に貸主に対して契約成立の謝礼的に支払う必要のあるお金。家賃の1~2カ月分が相場です。敷金や保証金と異なり解約時には戻ってきません。
数は少ないですが、礼金不要の物件もあります。
- 契約一時金
- 実質的に礼金と同じで賃貸契約時に貸主に対して支払う必要のあるお金で解約時には戻ってきません。
礼金不要の場合に必要なケースがあります。
- 保証金
- 主に関西特有のシステムで、契約時に家主に預けるお金のこと。家賃の支払いが滞った場合や、解約時の原状回復費にあてられます。
家賃の6~8カ月程度の金額が一般的な相場で、他の地域と比較して引越の初期費用が高くつきますが、解約時は半分くらい戻って来るほか、契約更新時の更新料がかかりません。
- 敷引き、解約引き
- 賃貸契約の解約時(退去時)に保証金もしくは敷金から一定の金額を差し引くことです。
通常、差引額は契約時にあらかじめ決められています。
- 仲介手数料
- 不動産会社の仲介で部屋探しをして賃貸契約をした場合に手数料として支払う必要のあるお金。
通常は家賃の1ヶ月分です。
- 初期費用
- 賃貸契約時にかかる費用のこと。敷金または保証金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料など。
金額は物件によって異なりますが、少なくとも家賃の6カ月分程度はかかると考えておきましょう。
- 家賃
- 借りた部屋の1ヶ月分の賃貸料のこと。基本的に光熱費等は含みません。
- 前家賃
- 賃貸契約時に前払いする必要のある、その月の家賃のこと。次の家賃支払日までの日割り家賃となります。
- 日割り家賃
- 月の途中で入居や退去する場合に、家賃支払日までの日数分の家賃を支払うことを言います。
- 管理費、共益費、設備維持費
- 集合住宅で家賃とは別に払う費用で、建物の共用部分の清掃や設備のメンテナンスや管理人がいる場合はその人件費として使われます。
通常、毎月の家賃と合わせて支払います。アパートは数千円、マンションは数千円から1万円程度が相場です。
- 管理形態
- 集合住宅の管理人の勤務形態のこと。
管理人が住込み常駐するで常駐管理(管理人常駐)、通勤する日勤管理、定期的に巡回する巡回管理などがあります。
大半は巡回管理です。
- 連帯保証
- 部屋の借り手が家賃滞納などに陥った際に、代わりに支払う責任と義務を負うこと連帯保証といい、その人を連帯保証人と呼びます。
賃貸契約の際はこの連帯保証人が必要で、通常は親や親族に頼むことが多いです。
家賃保証会社に保証料を支払うことで連帯保証人なしで賃貸契約できる物件もあります。
- 火災保険、損害保険
- 万一の火災や水漏れ事故などによる損害賠償や家具の盗難による財産の損失をカバーするための保険。
賃貸契約時に貸主から指定された保険への加入が義務付けられることが多い。義務付けられていなかった場合でも、加入しておくのが望ましいです。
2年間で2万円程度が相場です。
- 更新
- 普通の賃貸契約では、賃貸契約期間(一般的に2年間の場合が多いです)の後も住み続けたい場合は、事前に定められた期日までに貸主か管理会社に申し出ることで、契約期間を更新できます。
多くの場合、更新の際には更新を仲介する不動産会社に更新料(更新手数料と言う場合もあります)を支払う必要があります。
家賃の1カ月分程度が相場です。
- 解約
- 賃貸契約でいう解約とは、借り手か貸主の意志表示によって、賃貸契約を解消すること。一般的に解約を希望する1ヶ月前までに(契約内容によって異なりますので契約書を確認しましょう)貸主もしくは管理会社に連絡し、指定された解約届に必要事項を記入して提出する必要があります。貸主や管理会社に解約の通知をすることを解約予告といいます。
- 原状回復
- 賃貸住居からの退去時に、入居時と同じ状態に部屋を戻すことを原状回復といいます。
借り手は原状回復の義務があります(原状回復義務)。原状回復にかかる修復費用は敷金から差し引かれ、足りなければ追加で支払う必要がありますし、余ればその分は返金されます(原状回復費用)。
原則として、通常の生活による摩耗や時間の経過による自然な劣化は原状回復の対象外ですが、契約内容によっては、そういった部分の修復費用も請求されることもあるので、契約前にしっかり確認しましょう。
- 二重家賃
- 賃貸住宅間を住み替える際に、旧居と新居の両方に家賃が発生すること。
旧居は解約予告後も解約成立まで家賃が発生し、新居も入居可能日から家賃が発生するため、二重家賃が発生しないようにするのは難しいです。
集合住宅の設備
- エントランス
- マンションなどの大きな建物の出入口部分のこと。
広場のようになっている場合エントランスホールとも呼んだりします。
- フロントサービス
- エントランスに住人の生活サポートを行う専用の窓口を設けて宅配便・クリーニングなどを手配するサービス。
こういったサービスが提供されるのは高級物件になります。
- 入退去管理システム
- 磁気カード、ICカードなどの認証機能によって建物への出入りを管理するシステムのこと。
- 宅配ボックス、預かりロッカー
- 出かけている間に宅配便を受け取れるロッカーのこと。
荷物は、暗証番号の入力や専用のカードを使うなどして取り出すことができます。
- 共有部分
- 集合住宅で全ての住人が共用するエントランスやエレベーターや階段、万一の際の避難経路となるベランダなどのこと。
- 中廊下
- 集合住宅で建物内に設けられた共用の廊下のこと。屋内のため風雨が入りません。
- 駐輪場
- 集合住宅の敷地内に設けられた自転車置き場はたいてい無料ですが、数百円から二千円程度の利用料金が必要な場合もあります。バイクが置ける物件は少ないです。
玄関回り
- インターホン
- 玄関から室内と通話できる装置のこと。
- テレビモニター付ドアホン・インターホン
- 室内から訪問者を確認できる画面が付いたインターホンのこと。
相手の姿を確認できるため、防犯対策となります。
- ドアスコープ
- 玄関の扉に取り付けられているのぞき穴のこと。
のぞくことで訪問者の姿を確認することができるため、ある程度の防犯対策となります。
- ディンプルキー
- ギザギザの鍵山がなく、表面に深さや大きさの異なる小さなくぼみが付いた形の鍵。
ピッキングによる解錠が難しく防犯性が高いほか、複製も困難という利点があります。
- オートロック
- 集合住宅で、入居者の許可が無ければエントランスの鍵を空けられないようになっているシステムのこと。
- 暗証番号式キー
- 自分専用の番号を入力して開け閉めを行える仕掛けの鍵。
番号を知らなければ扉を開けられないためピッキングを防げるということと、鍵を持ち歩かないので、紛失して入れなくなる心配が無いというメリットがあります。
- カードキー、デジタルカードキー
- 磁気カードなどカードタイプの鍵。
カードが無ければ扉を開けられないためピッキングを防げるというメリットがあります。
- サムターン
- 扉の室内側に付いている、鍵の開け閉めを行うためのつまみ上の金具。
扉にドリルなどで穴を開けて外部から金属の棒でサムターンを回転させて解錠することをサムターン回しといいます。この対策としてサムターンにカバーを付ける方法があります。
お部屋の設備
- 居室
- 日常的にいる部屋。リビング、ダイニング、キッチンや個室などのことで、トイレ、浴室、玄関は含みません。
- クッションフロア
- 弾力性のある床材で表面にフローリングなどの模様をプリントしたビニール製のシート状のものが多い。水や汚れに強いためキッチン・洗面室・トイレなどの水まわりによく使われます。
- フローリング
- 洋室に使われることが多い木材でできた床材。
- 床暖房
- 床下に温水や電気ヒーターなどが通してあり、床を温めることができる設備です。
- クロス
- 壁紙のこと。壁や天井に貼られているシートです。
- 二重サッシ
- サッシとは窓枠のことで、二重サッシとは、これが二重にとりつけられた窓こと。
二重になっていることで、防音、断熱効果があります。
- 戸袋
- 扉や窓を開けた時に、収まるスペースのこと。
- ベランダ
- 建物の外側に張り出しており、人が出入りすることができるスペースのこと。洗濯物を干すために使うことが多いです。
- バルコニー
- 建物の外側に張り出しており、人が出入りすることができるスペースのこと。洗濯物を干すために使うことが多いです。
- ルーフバルコニー
- 下の階の屋根上に設置されたバルコニーのこと。
- 室外機置場
- エアコンの室外機を置くために設けられているスペース。
- 専用庭
- 集合住宅の1階にある住戸の入居者が専用で利用できる庭のこと。
- スプリンクラー
- 火災発生時に天井から大量の散水することで消化を図る設備です。
収納
- 押入れ
- 和室にある、棚つきの収納スペース。ふすまで仕切られています。
- 天袋
- 押入れの上部にある天井に面した収納スペース。または単に天井に付いている戸棚のこと。
- クローゼット
- 洋室に設置された、衣類向けの収納スペース。または、そういった用途の収納家具。
- ウォークインクローゼット
- 歩いて出入りできる収納スペースのこと。
- サービスルーム、納戸
- 窓がない、または窓が小さく、居室に適さない部屋のこと。物置部屋のこと。
- ロフト
- 天井を高くして設けられた、中2階になっているスペースや屋根裏部屋のこと。通常はしごで上り下りし、収納スペースなどに使うことができます。専有面積には含まれません。
- 床下収納
- キッチンや洗面室の床下スペースを活用した収納スペースです。
水回り
- システムキッチン
- シンク、調理台、コンロ、換気扇、レンジフード、収納などがセットで作られているキッチン。
- カウンターキッチン
- ダイニングやリビングとの間にカウンターが付いており、両側から使えるタイプのキッチン。
- シンク
- キッチンや洗面室などにある流し台のこと。
- ディスポーザー
- シンクの排水口に設置された生ゴミ処理機のこと。
これが設置されていると生ごみをそのまま流すことができます。
- 換気扇
- キッチン、トイレ、バスルームなどに付いており、汚れた空気やしっけた空気を排出する電気製品。
- レンジフード
- コンロから出る煙や臭いを集めて外に出すためにコンロ上部の換気扇に設置された覆いのこと。
- 給湯
- キッチンや浴室などにお湯を供給するための設備。
- 電気温水器
- ガスで瞬間的にお湯を沸かして給湯するガス給湯器に対して、電気で沸かしたお湯を貯めて給湯する機器。
- 混合水栓
- 1つのレバーを調整して水とお湯を混ぜるバランスや出てくる水量を調整することができるタイプの水栓。
- 温水洗浄便座
- 温水でお尻を洗える機能が付いた便座のこと。
- 室内洗濯機置場
- 室内ある洗濯機を置くためのスペース。
物権によっては洗濯機置場が無い場合やベランダや扉の外にある場合もあり、部屋探しの際のチェックポイントの1つです。
- 防水パン、洗濯パン
- 洗濯機置場の床に取り付けられたプラスチックや金属などでできた受け皿のこと。
万一、水漏れが起きた際に、部屋に水があふれ出すのを防ぎます。
洗濯機置場に防水パンが無い場合もあります。
- シャンプードレッサー
- 大きめの洗面ボウルに洗髪などができるハンドシャワーがついている洗面台のこと。
- 独立洗面化粧台
- バスルームとは別に設置された洗面台でシャンプードレッサー、鏡、コンセント、収納スペース、照明などが一体化した設備のこと。
- トラップ
- 下水からの臭いや害虫などの侵入を防ぐために、排水管がS字型やU字型になっていて水がたまる部分のこと。
- バスルーム
- 浴室のこと。
- ユニットバス(UB)
- プラスチックなどでできており、トイレ・洗面台・シャワー・浴槽がひとつにまとまっている浴室のこと。
これに対してトイレが別になっている場合、“バス・トイレ別”といいます。
- バランス釜
- 浴槽にためた水を沸かすことができるものを風呂釜と言いますが、この風呂釜が浴槽の隣に設置されているタイプのものをバランス釜と呼びます。
ガス代が比較的安く済むというメリットがありますが、最近は数が少なくなっています。
- 追い焚き機能
- 浴槽にためたお湯が冷めた時に、加熱することができる機能です。
- シャワールーム
- 浴槽がなくシャワーだけがあるお風呂。
- 浴室乾燥機
- 浴室の換気扇に乾燥や暖房の機能が付いているものです。
冬の入浴時の暖房やカビの防止、洗濯物を干して乾かすこともできます。
アルファベット用語
- 1R
- 居室内にキッチンが設置されているタイプの間取りのことをいいます。
- Kケー
- 居室とキッチン(広さ4.5帖未満)が仕切りで分かれているタイプの間取りのことをいいます。1K(わんけー)は1部屋+K、2K(にーけー)は2部屋+Kということをしめします。
- ALCエーエルシー
- コンクリートの一種。気泡があり軽い。断熱性に優れており、外壁や内壁、屋根、床などに使われます。
- LGS造エルジーエスぞう
- 軽量鉄骨(厚さ6mm未満の鋼材)のこと。主要な構造部分に軽量鉄骨を使う建築構造のこと。一般的な木造よりも耐震性や耐火性に優れています。
- RC造アールシーぞう
- 鉄筋コンクリート構造のこと。コンクリートは圧縮に強いが引っ張る力に弱い。これを鉄筋で補強することで、高い強度を持たせています。
- S造エスぞう
- 鉄骨構造のこと。
- SRC造エスアールシーぞう
- 鉄筋コンクリートの芯として鉄骨で柱や梁を組む建築工法で、鉄骨鉄筋コンクリート構造と呼びます。主に高層建築物に使われます。
- LDKエルディーケー
- Lはリビング(居室)の略。キッチンのある部屋が食事スペースだけでなく居間の役割を兼ねるくらいの広さ(8~10帖以上)ある時LDKと呼びます。1LDKは 1部屋+LDK、2LDKは 2部屋+LDKということをしめします。
- CFクッションフロア
- クッションフロアの略。弾力性のある床材で表面にフローリングなどの模様をプリントしたビニール製のシート状のものが多い。水や汚れに強いためキッチン・洗面室・トイレなどの水まわりによく使われます。
- CLクローゼット
- クローゼットの略。洋室に設置された、衣類向けの収納スペース。または、そういった用途の収納家具。
- SBシューズボックス
- シューズボックスの略。下駄箱のこと。
- BSビーエス
- 放送衛星の略。BSアンテナが設置された賃貸住宅の場合、加入し利用料金を払うことで、衛星放送を視聴できます。なお通常は、BS放送に対応したチューナーやテレビを自分で用意する必要があります。
- CATVケーブルテレビ
- ケーブルテレビの略。アンテナで受信する一般的な無線放送に対し有線放送を行っているサービスのこと。この受信設備がある賃貸住宅の場合、加入し使用料を払うことで、多様なチャンネルの番組を視聴できます。また、オプションでインターネットや電話が利用できる場合が多いです。
なお通常テレビは自分で用意する必要があります。
- CSシーエス
- 通信衛星の略。CSデジタル放送の受信アンテナがある賃貸住宅の場合、加入し使用料を払うことで多様なチャンネルの番組を視聴できます。
なお通常は、CS放送に対応したチューナーやテレビを自分で用意する必要があります。
- MBメーターボックス
- メーターボックスの略。電気・ガス・水道の使用量を測る機器類が設置されたスペース。居住スペースとして使うことはできません。
- PSパイプスペース
- 水道・下水・ガスなどの配管を通しているスペース。居住スペースとして使うことはできません。
- IHアイエイチクッキングヒータ・コンロ・調理器ちょうりき
- 電磁加熱調理器の略。対応する鍋やフライパンを使う必要があるが、従来の電気コンロより火力が強く、キッチンが熱くならない。また火を使わないため安全というメリットもあります。
その他
- 警備けいびシステム
- センサー等で住戸への不正侵入やガス漏れ、火災などを監視し、万一の場合に自動的に警備会社へ通報するシステムのこと。
- 動線どうせん
- 建物の中を人が自然に動く時に通ると思われる経路のこと。
導線がシンプルで短く考えられた部屋は、生活しやすくなります。
- シックハウス症候群しょうこうぐん
- 住宅に使われている接着剤や塗料など様々な物質が原因で起こる体調不良のこと。症状には個人差があって、誰でも起きるわけではありません。
原因となる物質が大量に空気に拡散しやすい新築の住宅で起きやすく、空気を入れ替えたり、空気清浄機を使うことで対策できます。
- 家電リサイクル法
- テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを買いかえた際に、以前につかっていたものを販売店が回収しなければならない義務を定めた法律。
これらの家電の購入者は2千円から5千円程度の回収費用を払う必要があります。