専攻に関して、グラフィックデザインとイラストレーションの違いがよく分からないので教えてください。
専攻としてのグラフィックデザインとイラストレーションは、各学校によってカリキュラムや方針が随分変わってきます。
詳しい情報を知りたいようでしたら、興味のある学校のパンフレットを取り寄せてみたり、公式サイトを見てみたりするなどして、「学科紹介」や「カリキュラム説明」を調べてみるのが良いと思います。
一般的に言われているグラフィックデザインとは、書籍、雑誌、新聞、広告、ポスター、カタログ、パッケージ、CDジャケットなど、主に印刷物のデザインのことをいいます。最近は、印刷物だけでなくインターネットのWEBページや画面デザインなどのデジタル媒体も手がけることが多くなっています。これらのデザインを職業にしている人をグラフィックデザイナーといいます。
また、イラストレーションは、簡単に言えば絵を描くことで、漫画や挿絵も含まれてきます。その絵を描くことを職業にしている人をイラストレーターといいます。
しかし、現場によってはグラフィックデザイナーやWEBデザイナーでもイラストを描くことがありますし、イラストレーターでもレイアウトを作成したりすることもありますので、職業名と直結する仕事だけに固執する必要はないのかもしれません。
もし、この分野を目指すのであれば、将来的には、最低一つは他人に負けない得意分野を持って、その他にもいろいろなことができるデザイナーになることが理想的だと思います。(ツチダ)
2006年09月更新