職業や年齢が達ういろんな人に同じ質問をしてみました。
人は十人十色。一人ひとり、違う経験をし、それぞれの考えをもっています。
どうぞ、参考にしてください。
A.教師志望から会社員へ
(会社員 Hさん/25歳 男性)
もともと数師になりたくて、大学の教育学部に入学しました。しかし大学で学んでいく中で、子ども達に指導するにはまだまだ経険や知識が足りないと感じ、大学4年から就職に進路を切り替えました。最初は全く違う業界に就職したのですが、せっかく教育関係の勉強をしてきたのだから、何らかの形で教育に携わりたいと思い、現在の会社に就職しました。私は転職してよかったのですが、学生時代にもう少し深く進路を考えて決めていれば、もっと早く今の充実した生活を送れたとも思っています。
A.どうせなら好きなことを、と
(グラフィックデザイナー 0さん/34歳 男性)
大学を卒業してもやりたいことが何もなく、しばらくフラフラしていました。が、職に就かないと生きていけないとさすがに気づき、どうせ働くなら少しでも好きなことを…と考え、ものづくりが好きだったし、弟がデザインの学校に通っていた影響で、グラフィックデザイナーになろうと思いました。しかし、美大やデザインの専門学校を出たわけではないので、デザイン業界に入り込むのは大変でした。印刷会社などで働きながら、勉強の日々。「他にやってもいいと思える仕事がない!」という気持ちが強く、そのエネルギーで紆余曲折を経て、気がつけばデザイナーになっていました。がんばればなんとかなるものです。
A.家業を継ぎました
(家具製造業 Hさん/60歳 男性)
わたしの場合は、就職したい企業があり内定もしていたのですが、つい親のことや代々の家業について考えたりして、今の仕事(家業)をしているのが現状です。今もその決断がよかったかどうかは判断できません。自分が満足できたなと感じたときは、この仕事でよかったと考えるし、仕事をしていて苦しいなと感じるときには、なぜこんな仕事をしているんだろうと考えたりもします。楽しいときもあったり、辛いときもあったり…、長く続けると、それが何とも言えない充足感になっているような気がします。
A.仕事をしていくなかで
(講演講師 Tさん/69歳 男性)
わたしの場合もそうですが、最初からその仕事に興味をもって職についた人は数少ないはずです。就職して与えられた仕事をこなしていくうちに、仕事の楽しさ、魅力、やりがい、複雑さ、奥の深さなどを知り、仕事のプロ、職業人になっていくケースが多いのです。まず経験をしなくては、先が見えてこないのです。ふとしたきっかけで、スペシャリストへの道が開かれるときもありますよ。
A.出会いのタイミングです
(会社員 Zさん/ロシア国籍 日本在住 31歳 女性)
タイミングよく、いい人に出会えて、目標と考え方が合ったことで、その人たちと一緒に仕事をしたいと思いました。
A.きっかけは、応募から
(ライター Nさん/35歳 男性)
ライターという商売に免許はありません。「わたしはライターです」といえば、その瞬間からライターになれるのです。それで食べていけるかどうかは別間題ですが…。わたしの場合は、小さな会社で募集していた仕事に応募したのがきっかけでした。これを読んでる方で何かなりたい仕事がある人は、まずその仕事をしている会社に電話をして、どんなスキルがあれば入社できるのかを確認してみてはいかがでしょう?ただし、やる気だけで取ってもらえるのは若いうちだけなので、やるならお早めに!25歳をすぎると、一気に態度が冷たくなりますよ!
A.あきらめずに、前へ…
(舞台女優 Fさん/29歳 女性)
舞台で女優をやっている友達の薦めで、人生で始めて受けたオーディションがきっかけでした。そのオーディションでいい所までは進めたのですが、悔しくも落ちてしまいました。でもその時にダンスや演技の先生から誰でも頑張れぱできるようになるんだよ、そう励ましていただいたことで、あきらめずに女優を目指す決意をしました。親に反対されたり、内緒でレッスンに通ったり、最初は辛いことだらけでしたが、だからこそ仕事ができている今の自分は、胸を張って女優と言えるのだと思います。
A.消去法で決めました
(会社経営 Sさん/58歳・男性)
高校は工業高校の機械科でした。高校3年の4月に自分の将来(仕事)をどうするのか真剣に考えました。その時、3つの仕事が頭に浮かびました。
①医者②弁護士③会社経営。
①の医者は数学ができなくて断念し、②の弁護士もあまりの勉強量の多さに断念。消去法で③の会社経営になりました。