乳幼児を含む18歳未満の児童の保育およびその保護者に対する保育指導、障害児保育や児童自立支援などを行います。
代表的な仕事は、0歳から小学校入学前までの児童を預かり、保護者に代わって子育てをする「保育所保育」。
幼稚園教諭が基礎的な「教育」に主眼を置くのに対し、保育士は子どもたちに食事、排せつ、昼寝、衣服の着替えといった基本的な生活習慣を身につけさせることが主な業務となります。
乳幼児にとっては、人格形成にも影響を及ぼす存在となるため、共働きの家庭が多い現代社会で担う責任は大きく、地域の子育てを支援する中核としての期待も担っています。
厚生労働大臣指定の養成施設(大学・短期大学・専門学校)等を卒業するか、各都道府県が実施する保育士試験に合格した後、各都道府県に保育士登録をする。「幼稚園教諭」に比べ、指定養成施設で学ぶことなく、 実務経験 + 国家試験合格 で資格が取得できるのが特色の一つ。
また、平成27年度より、資格取得後3年間は当該自治体内のみで保育士として働き、4年目以降は全国で働くことができる「地域限定保育士」になるための試験制度が新たにスタート。全国で行われる試験に加えて、2回目の試験として実施される。
【問合せ先・関連団体】
■各都道府県の児童福祉主管部局
■一般社団法人 全国保育士養成協議会
TEL 03-3590-5551
URL http://www.hoyokyo.or.jp/
保育所、認定こども園、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設、乳児院、母子生活支援施設、児童厚生施設、児童自立支援施設 等
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(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)