「接骨医」「ほねつぎ」などと呼ばれ、日本古来の武術とともに発達し、古くから地域社会で親しまれてきたのが「柔道整復師」です。
メスを使用しない無血療法で、打撲、捻挫、脱臼、骨折した患部、あるいは肩こりや腰痛に対して、応急処置や補助的な治療を行います。
人間が本来持っている自然治癒力を引き出す手技中心の治療は、危険性が少なくニーズがあるため、スポーツトレーナーとして活躍する人も少なくありません。
柔道整復師の業務に携わるには、指定養成施設を卒業して国家試験の受験資格を得た後、実際に国家試験を受験して合格することで免許状を取得する必要があります。
現在、この「指定養成施設」における修得要件総単位数の引き上げや最低履修時間数の設定などを含めたカリキュラム等の改善検討案が議論されており、
平成30年4月入学生から新たな「改正カリキュラム案」が適用されるため、進学を考える際にはこの点に関する留意が必要です。
高校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、文部科学大臣の指定する学校または都道府県知事の指定する養成施設(3年以上)を修了する。
【問合せ先・関連団体】
■公益財団法人 柔道整復研修試験財団
TEL 03-6205-4731(代)
URL http://www.zaijusei.com/
■公益社団法人 日本柔道整復師会
TEL 03-3821-3511(代)
URL http://www.shadan-nissei.or.jp/
■公益社団法人 全国柔道整復学校協会
TEL 03-5405-1690
URL http://www.judo-seifuku.or.jp/
接骨院、整骨院、病・医院、高齢者関連施設、ケア施設、教育機関、スポーツチーム、スポーツ施設、リラクゼーションサロン、独立開業 等
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資料:(公財)東洋療法研修試験財団データおよび(公財)柔道整復研修試験財団データ
(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)