医療・福祉分野のスペシャリスト ◆ 歯科技工士

歯の治療のための義歯や装具を製作する

歯科医師の指示に従い、入れ歯や差し歯、歯冠、ブリッジ、歯列矯正のための装具などを作ります。

個々人に合わせた装具を作るため、手先の器用さと確かな技術が求められる仕事です。

最近は美容の面から歯を治療・矯正する人も増えており、治療のためだけではない、よりレベルの高い技術や美的感覚も必要とされるようになってきました。

社会の高齢化によって治療を必要とする人が増えるため、歯科技工士の需要は今後も高まっていくことが予想されます。

歯科技工士になるには、高校卒業後、法律で定められた学校・指定養成所等で学び、国家試験に合格して、厚生労働大臣の免許を取得するのが一般的です。

なお、平成26年度国家試験までは各都道府県で試験が行われていましたが、平成27年度国家試験からは全国統一試験になりました。

国家試験受験資格の主な取得方法

(1)高校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、文部科学大臣の指定する学校または都道府県知事の指定する養成所を修了する。
(2)歯科医師国家試験または歯科医師国家試験予備試験を受ける資格を持っている。

【問合せ先・関連団体】
■一般財団法人 歯科医療振興財団
TEL 03-3262-3381
URL http://www.dc-training.or.jp/
■公益社団法人 日本歯科技工士会
TEL 03-3267-8681(代)
URL http://www.nichigi.or.jp/

活躍フィールド

歯科医院、歯科技工所、総合病院の歯科診療室、研究室、歯科器材メーカー、歯科材料関係企業、独立開業 等

歯科技工士を目指せる学校はコチラ

(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)

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