医療・福祉分野のスペシャリスト ◆ 歯科衛生士

歯科医師をサポートし、治療をスムーズにする

歯科医師の診療をさまざまな側面からサポートします。具体的には予診、器具の消毒、治療に使用する材料の準備や後片づけ、治療中の患者の口腔内の清掃や薬物の塗布、治療器具の受け渡し、歯石の除去、歯磨き指導などを行います。

似通った名称の「歯科助手」と重なる部分もありますが、歯科助手が患者の口腔内にふれることができないのに対して、歯科衛生士には許可されており、患者と会話することが多く、緊張感をほぐす気配りが求められます。歯科衛生士の仕事は、労働時間の面など比較的安定しているため人気があるものの、現場では人材不足の状況にあると言われています。

歯科衛生士になるには、国家試験に合格して、厚生労働大臣の免許を取得するのが一般的です。

国家試験受験資格の主な取得方法

高校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、文部科学大臣の指定する学校または都道府県知事の指定する養成所を修了する。

【問合せ先・関連団体】
■一般財団法人 歯科医療振興財団
TEL 03-3262-3381
URL http://www.dc-training.or.jp/

■公益社団法人 日本歯科衛生士会
TEL 03-3209-8020
URL http://www.jdha.or.jp/

活躍フィールド

歯科診療所、歯科医院、病院の歯科、市町村の保健センター、老人保健施設、歯科関連企業の研究施設 等

歯科衛生士を目指せる学校はコチラ

(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)

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