華やかな音楽イベントのステージが完成するまでには、そこに立つアーティストを取り巻く、たくさんの仕事が関わっています。
楽曲を創作する
●作詞家/作曲家
●編曲家(アレンジャー)
●マニピュレーター
●ミキサー
●レコーディングエンジニア
〈楽器店〉
●楽器製作者
●リペアマン
●ピアノ調律師
音楽を発信する
●レコード会社スタッフ
●マネジャー
●ファンクラブスタッフ
●音楽プロデューサー
●音楽プロモーター
音楽を届けステージを彩る
●ミュージシャン
●アーティスト(歌手)
●バンドマン
・ギタリスト
・ベーシスト
・ドラマー
●指揮者
●オーケストラ団員
●ピアニスト
●バックコーラス
●バックダンサー
ステージを作る
●コンサート制作スタッフ
●ステージプランナー/イベントプランナー
●ツアーマネジャー
●照明スタッフ
●大道具スタッフ
●PAエンジニア
●スタイリスト
●メイクアップアーティスト
●振付師
●ダンスインストラクター
アーティスト・楽曲・ステージを宣伝する
●音楽雑誌編集者
●カメラマン
●販売員(CDショップ)
●広告代理店スタッフ
作詞家になるためには、歌詞を書き発表して、業界関係者に作詞の才能を認められることが必要。
決まった進路はないが、作詞法の勉強がカリキュラムに含まれている音楽系専門学校のソングライター関連の学科などに進学する道もひとつの選択肢だろう。
また音楽業界とつながりがある学校に進学することによって、デビューの可能性が高まることもある。
デジタル形式での配信が主流となり、CD売り上げが伸び悩む音楽業界で、唯一勢いがあるとされる分野が「アナログレコード」だ。
2016年には79万9,000枚の生産を記録し、前々年と比べほぼ倍増と驚異的な伸びを見せている。
さまざまな要因が指摘されており、音楽メディアの「形」としての人気の集め方に、これからも注目が集まりそうだ。
ライブ市場は年々拡大し、2015年は公演数、入場者数、年間売上額、著作権使用料額の全てにおいて前年を大幅に上回り、過去最高を記録した。
夏に野外などで開催される「音楽フェス」と呼ばれるライブに熱狂する若者たちの姿は、たびたびニュースにも取り上げられている。
いま、人々が一層の「体験」を求める時代に突入していると言えるだろう。
(資料:ライセンスアカデミー『仕事から見つける学校資料請求本2018』/平成29年10月31日発行)