旅行や航空関係の仕事は多種多様です。その中で代表的な職業や仕事について紹介していきます。
〈旅行代理店〉
旅行を商品として販売している
旅行プランを企画
旅のルートや内容を考える
仕入れ
交通手段を調べ宿泊施設を確保する
販売
店舗やインターネットで販売
広告制作
チラシや旅行案内を作る
予約・手配
ホテルへの連絡や乗車券などのチケット手配
〈航空会社〉
●グランドスタッフ
●キャビンアテンダント
●パイロット(航空操縦士)
●航空管制官
●航空整備士
●エアカーゴスタッフ(※)
●マーシャラー(※) など
※エアカーゴスタッフ:航空貨物(お客さんの荷物、企業の扱う商品、郵便物など)を指定の航空機まで運搬したり、輸出入に必要な書類を作成
する仕事
※マーシャラー:着陸した航空機などを適切な位置まで誘導する仕事
〈ツアー〉
添乗
旅行に同行して交通機関や宿泊施設とのやりとりを行う
●ツアーコンダクター
●運転手
●テーマパークスタッフ
●通訳ガイド(外国人を案内) など
〈ホテル〉
●ホテルスタッフ
・ドアマン
・フロント
・ベルボーイ
・ベルガール
●ウエイター・ウエイトレス
●調理師
●ソムリエ
●バーテンダー
●ブライダルコーディネーター など
格安な運賃形態などで、近年エアライン業界を席巻しているLCC(ロー・コスト・キャリア)。
しかしその裏で、深刻なパイロット不足が叫ばれている。
LCCの大きな特徴は、小型の機体を使用した短距離路線が多い点だ。
運航の頻度が高い分、多くのパイロットが必要となる。
国土交通省は養成校の増設や奨学金の拡大などを図り、パイロットの養成・確保の強化を急いでいる。
日本を誇れる外国人観光客の数は近年増え続け、2015年には過去最高を更新。
これによってホテル不足による宿泊費の高騰や、予約困難などの現象が広がっている。
2020年の東京オリンピックに向け、ホテルの増設が急がれ、こうした現象は解消される見通しだが、「観光立国」実現に向けて、観光に携わる人材
の育成や、サービスの向上がますます求められている。
ツアーコンダクター(添乗員)の仕事を専門にするには、日本の旅行業法では原則として「旅程管理主任者資格」が必要で、添乗員派遣会社に登録するのが一般的。仕事は旅行会社からの依頼を受ける形で行う。
時期によって忙しさにバラつきがあるが、夏休みや年末年始などの観光シーズンなどは旅行者が多く、多忙になることも珍しくない。
(資料:ライセンスアカデミー『仕事から見つける学校資料請求本2018』/平成29年10月31日発行)