面接試験 ◆ 面接の主な流れ ※学校により指導内容は異なる

面接の受け方

面接試験では、「あなた」という人物をトータルに評価します。
採用時に重視する点は、「コミュニケーション能力」や「協調性」「基本的な生活態度」など。基本的なことが身についているかどうかが見られます。

◎こんなところも、見られるポイント!
・ズボンは太すぎたり、細すぎたりしていないか
・ズボンを腰まで下ろしたり、裾が短すぎたり、長すぎたりしていないか
・袖口やズボンの裾はすり切れていないか
・清潔なシャツを着ているか
・シャツや上着のボタンをきちんとはめているか
・校章をきちんとつけているか
・ツメはきちんと切っているか
・ポケットにモノをたくさん入れていないか
・携帯電話をポケットに入れていないか
※携帯電話は、学校や会社の建物に入る前(できれば最寄り駅に着いた際)に、電源を切り、カバンにしまう。

・カバンは汚れていないか。型崩れしていないか
※派手なカバンはNG

・カバンに飾りをつけていないか
・カバンの口は開いていないか
・靴は汚れがなく、きれいに磨いているか
・靴のかかとに折った跡はないか

◎学校見学・会社見学・インターンシップ時の身だしなみにも要注意!
試験の面接だけではなく、学校見学、職場見学、インターンシップの際の身だしなみに気をつかうことも大切なポイント。
また、夏期であっても、職場見学の際、制服のジャケットは持っていくようにする。

面接時の注意点(1)控え室

控え室では自分の順番が来るまで静かに待ち、名前を呼ばれたら元気よく「ハイ」と返事をする。

■悪い例
・足を組む
・音楽を聴く
・携帯電話・スマートフォンをいじる(会社や学校の最寄り駅に着いたら電源を切り、カバンにしまう)
・メイクをする
・隣の人とおしゃべりをする
・キョロキョロする

面接時の注意点(2)入室から着席まで

■Point
・ドアは必ず向き直って閉める。後ろ手で閉めないように注意。
・「どうぞ」と言われる前に座らないこと。カバンの持ち方や置き方なども確認しておく。

面接時の注意点(3)面接中

◎表情・話し方・言葉遣い
・面接官の顔をしっかり見る
・大きな声ではっきりと話す
・集団面接のときは、ほかの受験者への質問や発言もしっかりと聞く
・目上の人に対する敬語を身につける
※尊敬語や謙譲語を使い慣れていない場合は、「ていねい語(です・ます)」を使う

・若者言葉や略語(「マジ」「超」「やっぱ」など)を使わない
※リラックスした会話であっても最後までていねい語で通す

・語尾を伸ばさない
・自分のことは「わたし」または「わたくし」と言う
・自分の身内に敬称をつけたり、尊敬語、謙譲語を使わない
・志望する会社のことは「御社(おんしゃ)」または「貴社(きしゃ)※」と言う
(学校のことは「貴校」「貴学」と言う)
※「貴社」は文章での使用が主

面接時の注意点(4)退室

■Point
面接が終了しても、会社・学校を出て帰宅するまでが「面接試験」だと思って行動する。

(資料:ライセンスアカデミー『進路のてびき2019 就職・公務員編』/平成30年5月12日発行)

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