医師の指示を受け、病気やケガで身体に障害を抱える人々が、主に「起きる」「立つ」「歩く」といった基本動作を回復し、身体機能全般が向上するように各種療法を使ってサポートを行うスペシャリスト。
運動療法、水中療法、温熱療法、電気・光線療法、マッサージなどがあり、個々の症状により、医療スタッフと相談しながら計画を立てていきます。
病院・リハビリテーションセンター・老人保健施設などが主な職場になりますが、最近では在宅の高齢者や障害者に対する「訪問リハビリ」も増えています。
理学療法士の求人倍率は高く、在宅医療・在宅ケアの支援など、医療分野はもちろん福祉分野にも、活躍の場は広がっています。
なお、理学療法士はPhysical Therapist、略して「PT」とも呼ばれます。
理学療法士になるには、国家試験に合格して、厚生労働大臣の免許を取得するのが一般的です。
高校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、文部科学大臣の指定する学校または都道府県知事の指定する養成施設(3年以上)を修了する。
【問合せ先・関連団体】
■厚生労働省 医政局医事課試験免許室
TEL 03-5253-1111(代)
URL http://www.mhlw.go.jp/
■公益社団法人 日本理学療法士協会
TEL 03-5414-7911
URL http://www.japanpt.or.jp/
総合病院、大学病院、リハビリテーションセンター、小児病院、老人保健施設、デイケアセンター、障害者福祉センター等
→ 理学療法士を目指せる学校はコチラ
(資料:ライセンスアカデミー『医療系学校入試データ 2018』/平成29年11月30日発行)