将来やりたい仕事をどうやって見つければいいの?
まず、
仕事選びの基準を考える
・自分の好きな分野
・興味のある分野
・自分の性格や適性
・子どもの頃からのあこがれ
・責任感ややりがい
・身近な人が就いている仕事
・収入や安定性、将来性
・保護者や家族、先生のアドバイス
…など
↓
それから、
仕事を絞りこむ
・一つあるいはいくつかに絞りこんでいく
★自分に向いている!
★興味がある!
★収入が多い!
…など
必要な資格や技術はどうしたら手に入れられるの?
手に入れるための近道
・関連する分野の学校で学ぶ
目指す仕事に就くために必要な資格の取得指導や資格試験の受験指導を受けたり、必要な知識や技術を吸収したりします。
仕事の内容や種類、資格によっては、法律で指定された特定の学校(養成施設)等を卒業することでしか目指すことができないものも少なくありません。
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仕事に就くために必要な要素
・学んでおかなければならないこと
★資格★仕事をするのに必要!
★技術★就職するために身につけたい!
★知識★仕事をスムーズに行うために欠かせない!
数ある仕事の中から、自分が就きたい仕事を選ぶのに際して大切なのは、単なるイメージだけではなく、具体的にどのようなことを行う必要があるのかを知っておくことです。
高校卒業後の進学先は、さらにその進学先を卒業したあとの進路・仕事決定に大きく関わります。
だからこそ!将来就きたい仕事について早い時期から考えることは“なりたい自分”を実現する第一歩です!
“なりたい自分”を描くために、まずは仕事について知ることから始めてみましょう。
仕事を紹介をしている本やウェブサイトを参考にしたり、実際に働いている方に話を聞いたりすることで、仕事への理解を深めることができます。
ウェブサイトや雑誌などでたくさんの仕事が検索できますので、まずは気になる仕事を探して、その仕事に関係する資格についても調べてみると良いでしょう。
→仕事について調べてみる!
仕事と資格には密接な関係があるものも少なくありません。
就きたい仕事をある程度絞り込んだら、次のステップとして自分が目指す仕事に必要な資格は何か、持っておくと有利な資格は何かを知っておきましょう。
国家資格
(Ⅰ)特定の職業に就くために、必ず取得していなければならないもの
〈代表例〉看護師、保育士、理容師、美容師、栄養士、測量士、建築士、医師、税理士、公認会計士、弁護士 など
(Ⅱ)各省庁が技術水準を認定しているもの
〈代表例〉情報処理技術者、全国通訳案内士、中小企業診断士、危険物取扱者、工事担任者 など
民間資格
民間団体等が、個人に関して、一定の水準以上の技術・知識を備えていると認定するもの
〈代表例〉秘書技能検定、実用英語技能検定、カラーコーディネーター検定、ファッションビジネス能力検定 など
◎「国家」「民間」の二区分のほかに、財団法人や社団法人などの公的機関が試験を実施して、関係省庁の後援などがある資格や検定等を「公的資格」という場合がありますが、現在その数は減少傾向にあります。
1.資格がなければ就くことができない仕事
例えば、保育所などで「保育士」として働くには、保育士の資格を取得しておく必要があります。
このように、その仕事に就くために必ず取得しておかなければならない資格の多くは、法律で定められた学校や指定養成施設等で学ぶことで取得できたり、資格試験の受験資格を得たりすることができます。
そのほか、資格の取得方法は下記のように大別されます。
①卒業することで資格を取得
②卒業後、一定の実務経験を経て資格を取得
③卒業することで受験資格を取得し、資格試験に合格して資格を取得
④卒業後、一定の実務経験を経て受験資格を取得し、試験に合格して資格を取得
2.技能・能力を証明する資格・検定
特定の分野における技能・能力に関して、定められた基準を満たしていることを証明する資格・検定があります。
その分野に関連する学校や独学で勉強をして、資格・検定試験に合格することで取得・合格できます(TOEICなど点数評価によるものもあります)。
資格に関する社会的評価はさまざまです。資格の中には取得により評価が大きく高まるものも少なくありません。
大学や専門学校などの在籍中に取得が可能で就職時の強みになる資格や、仕事をして経験を積みながら2級から1級…とより上級なものを目指していく資格など、さまざまな種類があるため、気になる資格については、その内容や受験資格などを詳しく調べてみましょう。
そして、調べた内容をノートなどに記入しながら、将来の自分像を思い描き、あこがれの仕事や、その仕事に必要な資格を絞りこんでみましょう。
(資料:ライセンスアカデミー『仕事・資格 GUIDE BOOK 2019』/平成30年5月17日発行)
添付資料の『興味や関心から自分にピッタリな仕事を見つける!仕事選びと資格探しのワークシート.pdf』も活用してね!