身体的・精神的に障害を抱えていたり、さまざまな理由により健全な日常生活を送ることができなくなった人の相談に応じ、援助方針を考え、医療制度・介護保険制度・年金制度などを利用しながら問題を解決するように導いていく専門家。
ソーシャルワーカーとも呼ばれ、高齢社会・福祉社会を担うスペシャリストとしての活躍が期待されるなど、有資格者に対するニーズは高まっている。
社会福祉士になるには、高等学校卒業あるいは大学の入学資格を得た後、法律で定められた学校・指定養成施設等で学び、国家試験に合格して、厚生労働大臣の免許を取得するのが一般的。
①福祉系大学、専門学校等(4年)で指定科目を修了する。
②福祉系短期大学、専門学校等(3・2年)で指定科目を修了し、相談援助の実務経験(1・2年)を積む。
③福祉系大学、専門学校等(4年)で基礎科目を修了、または福祉系短大等(3・2年)で基礎科目を修了後に相談援助業務(1・2年)を経て、短期養成施設等(6カ月以上)で知識・技術を修得する。
④大学卒業後、一般養成施設等(1年以上)で知識・技能を修得する。
⑤短期大学、専門学校等(3・2年)を卒業後、相談援助の実務経験(1・2年)を経て一般養成施設等(1年以上)で知識・技能を修得する。
⑥指定施設(更生相談所等)における4年以上の相談援助の実務経験の後、一般養成施設等(1年以上)で知識・技能を修得する。
(資料:ライセンスアカデミー『学べることから見つける大学探しBOOK 2019』/平成30年6月15日発行)