「修業年限2年以上」「卒業までの総授業時間数が1,700時間以上」といった、「専門士」の称号を得られる一定の条件を満たした専門学校の卒業生に対しては、大学3年次(場合により2年次)への編入学が認められています。
平成28年度では、1,529名が専門学校から大学に編入しています。
また、「修業年限4年以上」などの諸条件を満たす専門学校の課程を修了して「高度専門士」の称号を付与されると、大学院入学資格が得られます。
ただし、専門学校で学んできた分野の内容と大学(学部)との関係性や、受講してきた授業時間数の単位換算方法、編入学年次等の諸問題があるため、実際に大学の学部がどのような形で受け入れるかに関しては、事前の調査と確認が必要です。
(資料:ライセンスアカデミー『大学・短大 進路のてびき2019 東日本版』/平成30年5月26日発行)