もう一つの大学進学 ◆ 大学・短期大学併修

こだわりの進学・進路研究〈大学・短期大学併修制度〉

「大学・短期大学併修制度」とは、専門学校に入学した人が、専門学校での授業を日常受けながら、同時に大学・短期大学の通信教育等を受講する学習形態のことです。

通信教育の自習カリキュラムを自校の時間割に組み込むなど、何らかの形で専門学校が生徒をサポートしていることが多く、必要単位を修得することにより、基本的に専門学校卒業と同時に併修先の大学・短期大学も卒業する形態になっています。

全員が受講する場合と、希望者のみが受講する場合に大別されるため、受講を希望する場合には事前の確認が必要です。

注意が必要なのは、専門学校卒業後、独自での在宅学習を経て大学・短期大学を卒業するという形式です。

この場合、在宅学習期間中、卒業した専門学校がどのようなフォローを行っているのか必ず確認するようにしておきましょう。

●通信教育課程を開設している主な大学
愛知産業大学、大阪学院大学、大阪芸術大学、大手前大学、環太平洋大学、吉備国際大学、九州保健福祉大学、京都造形芸術大学、京都橘大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸親和女子大学、産業能率大学、星槎大学、聖徳大学、創価大学、玉川大学、中央大学、中部学院大学、帝京大学、帝京平成大学、東京福祉大学、東京未来大学、東北福祉大学、東洋大学、奈良大学、日本大学、日本女子大学、日本福祉大学、姫路大学、佛教大学、法政大学、北海道情報大学、武蔵野美術大学、明星大学、早稲田大学

●通信教育課程を開設している主な短期大学
愛知産業大学短期大学、大阪芸術大学短期大学部、近畿大学短期大学部、近畿大学九州短期大学、自由が丘産能短期大学、聖徳大学短期大学部、帝京短期大学、東京福祉大学短期大学部、豊岡短期大学

通信教育課程を開設している大学・短期大学であっても、必ずしも専門学校在籍中に併修が受けられるとは限りません。

どこの大学・短期大学の併修がどのように受けられるのか、志望先の専門学校側に確認しておくと良いでしょう。

(資料:ライセンスアカデミー『大学・短大 進路のてびき2019 東日本版』/平成30年5月26日発行)

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