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入試の種類 ◆ 大学入試センター試験

現役高校生の4割以上が志願

「大学入試センター試験」(以下、「センター試験」)は、毎年1月に一斉に行われる全国共通の試験で、「大学入学志願者の高校における基礎的な学習の達成度を判定すること」を目的としています。

国・公立大学の一般入試志願者は、原則としてセンター試験を受験しなければなりません。また、現在はほとんどの私立大学の入試においても利用されており、平成30年度入試では私立大学全体の87.1%にあたる526大学が利用しています。その結果、平成30年度センター試験志願者の総数は58万2,671人、現役志願率は44.6%で過去最高でした。

センター試験を受ける際、受験生は志望大学で指定されている科目を選択して受験します。解答は、解答用紙を鉛筆で塗りつぶすマークシート方式です。

国・公立大学の一般入試では、センター試験終了後に自己採点してから出願校を決めることができます。また、その合否は、センター試験と各大学が実施する個別試験の2段構えで決定します。

私立大学においては、センター試験の結果のみで合否を判定する入試と、センター試験に加えて各大学の個別試験により合否判定する入試が行われています。これらの入試の出願は、センター試験実施前に募集を締切るところもあるため、出願期間をよく確認しておく必要があります。

出題教科・科目、科目選択の方法

センター試験には6教科30科目が設定されています(平成31年度)。現在は、ほとんどの国・公立大学が、5(6)教科7科目を課しています。

私立大学においては3教科を課し、センター試験の成績だけで合否を判定する場合がほとんどですが、近年はセンター試験と各大学が実施する個別試験を併用して判定する方式が増加しています。

センター試験に出願する際には、6つすべての出題教科から受験教科を登録する必要があります。また、「地理歴史、公民」「理科」は受験科目数(「地理歴史、公民」は最大2科目、「理科」は最大3科目まで)も登録します。

(資料:ライセンスアカデミー『大学・短大 進路のてびき2019 東日本版』/平成30年5月26日発行)

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