1月20日(水)に大学入試センターより、「令和3年度大学入学共通テスト(1月16日・17日)平均点等一覧(中間集計)」の発表がありました。本発表をもとに今後の入試戦線の動きを推測します。
基幹科目と言われる3教科の中間集計における対前年度得点差は、国語▲0.5点、数学(数学Ⅰ・A+数学Ⅱ・B)+17.2点、英語▲2.7点で、合計で+14.0点になります。
地理歴史・公民の受験者は文系では、世界史B(+0.7点)、日本史B(▲1.1点)、現代社会(▲4.8点)の選択が多くなります。一方、理系では地理B(▲5.4点)、現代社会(▲4.8点)の選択が多くなります。難関国公立大受験者の選択が多い倫理・政経は+2.8点となっています。
理科の受験者は、文系では生物(+14.4点)の選択が多くなっています。一方、理系では物理(▲点2.7)、化学(▲3.4点)の選択が多数を占めます。
このような得点状況から総合判断すると、総合平均点(900点満点)では理系のほうが数学で高得点を取った思われるので、文系と理系のアップ幅はほぼ変わらないと予想されます。
ライセンスアカデミーでは、2次試験、私立大学入試も予測しています。
詳細は以下からダウンロードください。