進路相談

私は将来、得意科目である世界史と英語の知識を活かして海外で働きたいと考えています。ですが、実際に世界史と英語と海外が繋がる仕事がわかりません。ランドオペレーターという職業はこの条件に当てはまる仕事なのでしょうか。また、海外で遺跡に関わる仕事に就く場合、4年制の大学に進学したほうがいいのでしょうか。あと、進学する学部は語学系や史学系がいいのでしょうか、それともやっぱり観光系でしょうか?

回答

 世界史の知識と英語と海外がどのような仕事につながるかという質問ですが、いろいろな可能性がありますね。

 おそらくは観光業界を一番最初に思いつくと思いますが、他にも海外使節団や研究会視察などに同行し、通訳や案内、研究のサポートをしたりする仕事もあります。また、世界史の中でも例えば美術史・文化史に詳しければ海外の有名な博物館や美術館でキュレーター(博物館などにおける専門的職員)になることも可能だと思います。一般企業や外資系企業でも海外で仕事があるような会社であれば、外国の歴史や文化に精通し、英語ができる人材なら海外へ派遣されることもあるでしょう。そうした場合、専門的な知識はもちろんですが、幅広い教養も求められるでしょうから、進学先としては大学や短期大学を選ぶといいかもしれませんね。

 学部・学科も語学や史学、観光学だけではなく、国際関係を学ぶという選択肢も視野に入れると良いと思います。ただ、遺跡の修復など技術を要する職業はちゃんと技術を身につけないといけないので、美術系、建築系などを目指す必要があるかと思われます。

 最後に、ランドオペレーターの仕事ですが、具体的には海外の現地に勤務もしくは居住して、日本からの観光客のサポートや現地案内などのサービスを提供する仕事です。基本的には海外で暮らすことになると思いますので、語学力は必須です。(津田)

2005年12月更新

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