進路相談

映画の字幕翻訳家になるにはどうしたらいいのですか?

回答

 劇中の外国語の台詞を、物語の流れや原語特有のニュアンスを活かした形で翻訳していくのが字幕翻訳家の仕事。

 字幕は一般的な翻訳とは異なり、映画特有の制約(視聴者が文字を読む速度(秒間約4文字)に合わせた文字数制限など)の中で翻訳しなければならないため、外国語の語学力はもちろん、日本語の文章力も高いレベルで要求されます。

 専門学校で学んで字幕制作会社に仕事を斡旋してもらう、現役の字幕翻訳家に弟子入りする、字幕制作会社に就職するなどの進路が考えられます。

 DVD・ブルーレイやBS・CS放送の普及により、現在では劇場公開映画以外の字幕翻訳の需要も高くなっていますが、志願者も多いため、実際にプロとして活躍できる人は限られているのが現状です。

2015年07月更新

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