マスコミ関連の仕事に就きたいと思い、メディア学科について調べてみたのですが、見てみた限りではコンピュータを使ったり、映像技術を学ぶところばかりでした。 私はコンピュータを使うのが苦手なのですが、メディア学を学ぶ場合、コンピュータを避けることはできないのでしょうか?
高校までの学校とは異なり、大学では比較的自由にカリキュラムを定めることができます。
そのため、同じ「メディア学」を冠した学科であっても、大学や学部が異なれば、学べる内容は大きく異なってきます。
社会学的な観点からマスコミやメディアについて研究し、マスメディアの意義や問題点を追求する学科もあれば、美術的な観点から映像表現や創作を重視する学科もあります。また、工学的な切り口で情報メディアについて研究する理数系の学科も存在します。
学校パンフレットや公式サイトに掲載されている「カリキュラム」や「シラバス」を確認することで、各学科で何が学べるのかを確かめられますので、気になる学科があるようなら、早めに資料請求をして確かめてみるとよいでしょう。
進路ナビには複数の学校からまとめて学校パンフレットを取り寄せる機能(検索結果画面で学校名の横にあるチェックボックスをチェックしてパンフ請求ボタンを押す)や、各学校の開催しているオープンキャンパス、体験入学などの情報を検索して、直接参加申し込みをする機能がありますので、それらの機能を利用して気になる学校の情報を集めてみましょう。
なお、進路ナビからの資料請求は一部の学校を除き、送料・資料代共に無料となっていますので、費用についての心配なしに資料請求をすることができます(国公立大学など、資料請求が有料の学校の場合、「有料」と画面上に表示されます)。
コンピューターが苦手とのことですが、映像関連の仕事では、パソコンとその上で動くソフトウェアが扱えないと仕事にならないことも珍しくありません。
大学に入ってからでも間に合うと思いますので、どのタイプの学科に進むにしても、苦手意識を払拭して、積極的にパソコンの勉強をしていくようにしましょう。
2016年06月更新