経済学部と農学部に興味を持っています。 ですが、どちらの学部についても詳しい知識がありません。 経済学部では、どのようなことが学べて、どのようなところに就職できるのでしょうか? また、農学部ではどうでしょうか?
経済学部は、どちらかと言えば、理論寄りの経済学を学ぶ学部となります。
個人や企業の経済活動を対象とした「ミクロ経済学」、国単位の経済活動を対象とした「マクロ経済学」を中心に、経済原論や統計学なども学んでいくことになります。
微分積分などの数学的な要素も関わってきますので、数学をはじめとする理数系科目が苦手でないのであれば、高校での文理選択では理数系を選んでしまってよいと思います。経済学部は文系学部ではありますが、上記の特徴から、入試科目として数学を選ぶことができる場合が多いです。
就職先ですが、経済学部卒ならでは、と言える就職先はあまりありません。敢えて挙げるとすれば、公認会計士の資格を取って監査法人に入る進路や、起業家を目指す進路くらいになるでしょうか。
裏を返せば、特別な資格や技術が必要とされる職業(例:医師、美容師、デザイナー、研究者など)を除けば、大抵の職業を目指せる学部だとも言えます。
農学部は、学部名から受ける印象とは異なり、幅広い種類の学問を学べる学部となっています。
農学、園芸学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、獣医学、醸造学、生物学などなど……。
ですので、自分がどの分野に興味を持っているのかをはっきりとさせた上で、志望大学の農学部に設置されている各学科の特徴を理解し、進学先を決めていくことが重要となります。
就職先は、農業関連の公務員、食品関連、園芸関連、バイオ関連、化学関連など、さまざまです。中には化学系の学科から化粧品開発の仕事に就く人もいます。
専攻内容によって、就職先にも違いが出てきますので、その点にも注意をして進学先を決めてみましょう。
2017年06月更新
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