航空管制官になるためにはどのようにすれば良いのですか?
高校から航空管制官を目指すための進路は二つあります。
一つ目は、高校卒業後、航空保安大学校の航空管制科に進学して卒業する進路、二つ目は、大学・短大、専門学校のどれかを卒業した後に、公務員試験の一つである航空管制官採用試験を受験、合格後、航空保安大学校において6ヶ月間の基礎研修を受ける進路、となります。
どちらの進路を選ぶ場合も、特別な資格は必要とされませんが、職業柄、ある程度以上の視力、聴力を持っていることを要求されます。
なお、航空保安大学校に進学する場合、入学した時点で国土交通省の職員として採用された形となりますので、受験料、授業料共に無料となり、在学中は給料(ボーナスを含む)が支給されることになります。
航空保安大学校学生採用試験の詳細は航空保安大学校の公式サイトで、航空管制官採用試験の詳細は人事院の公式サイトで調べることができますので、受験科目や受験手続きの方法などをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
平成20年6月追記:
航空保安大学校学生採用試験の「航空管制科」区分試験については、平成20年度の試験が最後となり、平成21年度から廃止されることになりました。
これにより、航空管制官への進路は、平成21年度の試験より航空管制官採用試験(大卒程度)のみとなります。
2008年07月更新