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先輩・先生の声

キミへの

先輩からのメッセージ

  • ゼミで深めたジェンダー関連の学びを差別のない社会づくりに生かしたいです
    • 佐藤 香菜さん
    • 佐藤 香菜さん

    学部・学科・コース社会情報学科 社会生活情報学専攻の詳細はコチラ

    性的少数者と出会ったことがきっかけでジェンダーの問題について考えるようになり、社会学に興味を持ちました。またメディア系の学びにも関心があり、両方の分野を学べる上、卒業後に必要となる経済・金融やIT・プログラミングについてもバランスよく、基礎からしっかり学べる社会生活情報学専攻に大きな魅力を感じました。

    現在は社会学を中心に学んでいます。特に注目しているのは、同性婚などの、性的少数者にまつわる諸問題です。ジェンダーや社会学の文献をいくつも読むうちに、読み手に宗教に関する知識があることを前提として書かれているものが多いことに気づきました。さらにゼミの先生が「宗教社会学は社会学の原点である」と教えてくださったこともあり、最近では宗教社会学にも目を向けて学んでいます。体系的な知識を身につけることで、立場の弱い人や差別を受けている人の力になれると信じ、ゼミでの研究に励んでいます。

    ゼミでは、各自の研究テーマに沿った発表を一人ずつ行い、それについて全員で意見を交わします。労働問題や貧困など、自分とは異なるテーマの研究発表に触れることは大変刺激的で、視野が大きく広がります。以前は気に留めなかったような社会問題に対しても、アンテナの感度が高まりました。ニュースを見る際は、なぜこのような問題が存在するのか、どうすれば解決できるのかと、その背景や課題にも思いをめぐらせています。

    将来は企業の人事部門などで働きたいと考えています。専攻での学びを生かし、性的少数者も働きやすい労働環境を整え、差別のない社会を作っていきたいです。(取材時3年生)

    掲載年度:2024年

  • 「世界英語」という概念を知り 新たな価値観を身につけました
    • 齋藤 遥南さん
    • 齋藤 遥南さん

    学部・学科・コース英語英文学科の詳細はコチラ

    高校までに身につけた英語力をさらに発展させ、発音や仕組み、文化的背景も含めて英語について幅広く学びたいと考え、大妻の英語英文学科に進学しました。

    この学科で学ぶ科目は、発音、文法、音声学など多岐にわたります。英語の本質に迫るこうした授業のほか、英米文学を扱う授業では黒人女性作家の作品を読み、女性としての生き方について考えたり、異文化コミュニケーションについて学ぶ授業では日英の映像作品を比較し、異なる文化から生まれるコミュニケーションの違いについて知見を広めることができました。この学科には自分の考えを見つめ直す機会が多々あり、物事を多角的に見る力がつき多様性への理解が高まったと感じています。

    また、SpeakingやReadingなど英語の基礎的な技能をバランスよく向上させるカリキュラムが用意されているところも、英語英文学科の魅力だと思います。私は「Extensive Reading」という多読の授業により、読むスピードが格段に速くなりました。こうした成長を実感したのは、3年次前期に受けたTOEICのスコアが2カ月で一気に150点も上がったときのことです。主体的に授業に臨んだ成果が思わぬ形で表れ、自分でも驚きました。

    高校の頃は「ネイティブのように話したい」という思いがありましたが、その気持ちにも変化がありました。学科の先生から、英語を母語とする人が話す英語も、非母語話者の英語も、みな同じ立場とする「世界英語」という概念があることを教わったからです。私にとってこの考えは衝撃的であると同時に、自らの偏った知識をアップデートできる好機となりました。この価値観の転換を掘り下げて、卒業論文にまとめようと考えています。(取材時3年生)

    掲載年度:2024年

  • 就職支援センターのサポートにより就職活動を通して大きく成長できました
    • 2023年3月卒業/三菱食品株式会社
    • 谷口 さくらさん
    • 2023年3月卒業/三菱食品株式会社
    • 谷口 さくらさん

    学部・学科・コース日本文学科の詳細はコチラ

    学内で行われる「OG懇談会」に参加し、食品メーカーの総合職として働く先輩の姿を見て、自分もこのように働きたいと思ったことが、食品業界を目指したきっかけです。食品業界といってもメーカーや卸売業など、さまざまな企業形態があり、小売りとも深く関係しているところに業界の幅広さや深さを感じていました。しかし自分は何に興味があるのか漠然としていたので、「業界研究講座」に参加し、他業種も見ながら企業研究や自己分析に取り組みました。

    3年次の秋には、就職支援センターから就職関連の情報が提供される「求人検索NAVI」を利用し、志望企業のインターンシップに参加。そのほか就職関連の講座も積極的に受講し、本選考へ向けた準備を行いました。選考に進んだ際には頻繁にセンターへ足を運び、面接に向けてのアドバイスをいただきました。書類選考では独自の視点で志望動機を書くこと、企業が経営する店舗へ足を運び実際に商品を手にとって知識を深めることなど、センターの方からいただいた具体的なアドバイスが発想の転換になり、自分らしい表現ができたと思います。

    本選考が進行する中、最終面接で不合格になった企業がありました。感触がよかっただけに、他の企業の選考にも自信がなくなってしまうほど落ち込んでしまいましたが、センターの方から「自分に魅力を感じてもらえなかったのは、縁がなかっただけ。次の準備をしよう」と励ましていただき、気持ちを切り替えることができました。最終的な企業選びで迷ったときも、「業態の違いによって働き方も変わる、自分がどんな働き方をしたいか見極めることが大事だよ」と助言をいただきました。

    私は自己分析と、業界・企業研究に取り組みながら就職活動の情報を収集して準備をしましたが、早い段階で就職支援センターに相談をしたことが成功へつながったと思います。やりたい仕事や会社について漠然とした考えの段階でも、センターの方との会話や相談の中で気持ちや目標が固まっていくこともあると思います。どんな講座があるのか、自分の興味を探るにはどうすればよいか、など、就職支援センターはどんな悩みや疑問にも寄り添ってくれます。皆さんもこの恵まれた環境をうまく利用して、ここだ!と思える企業に出会えるよう、応援しています。

    掲載年度:2024年

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