お仕事探検隊 ◆ 一着の洋服が店頭に並ぶまで 更新日: 2018年7月24日
ファッション関連の仕事
次から次へと新しい流行が生み出されるファッション。そんな業界の流れとは一体どうなっているのでしょうか。
洋服をつくる
①情報収集・マーケティング
②商品企画
③デザイン
④モデリング(サンプル作成)
〈素材産業〉
糸を生産・供給糸を染色
〈紡績メーカー・原糸メーカー〉
●染色家
布地をつくる
〈テキスタイルメーカー・テキスタイルコンバーター(生地問屋)〉
布地の糸や織り柄、風合いを考えたり、プリント柄をデザインする仕事
●テキスタイルデザイナー
〈アパレルメーカー〉
●ファッションデザイナー
●マーチャンダイザー
●パタンナー
●裁縫技術者
洋服を生産する(縫製する)
〈縫製会社(アパレル工場)〉
●縫製技術者
広告・宣伝する
・広告代理店へのポスターなどの制作、CM制作依頼
・雑誌などの広告メディアへのアピール
●プレス
服を発表する
〈展示会・ファッションショー〉
●ファッションデザイナー
●スタイリスト
●メイクアップアーティスト
●モデル
●カメラマン(写真家)
●イベントプランナー
●音響/ PAエンジニア
●照明スタッフ
●大道具スタッフ など
販売する
〈百貨店・量販店・専門店・通信販売〉
●バイヤー
●販売員(ファッションアドバイザー)
●営業
知っ得メモ ◆ 「アパレル」って、何?
アパレル(Apparel)は、衣服、衣類、衣料品を意味する言葉。衣服を製造し販売する企業を指すこともある。
アパレル・メーカーには、レディス、メンズ、ベビー・子供服、インナー、ジーンズ・カジュアル、スポーツ・アウトドア、シューズ、バッグ、ジュエリー・アクセサリーなどがあり、それらすべてを扱うのが総合アパレル・メーカーである。
知っ得メモ ◆ “SPA”で業界のニーズに応える
SPA(※)とは、商品の企画から開発、製造、物流、販売、在庫管理まで一貫して自社で行う流通形態のことで、GAP、ユニクロなどが有名。
製造や物流の中間コストが省かれ商品の価格を低く抑えることができる、短期間で顧客の求める商品を生産できるといったメリットがある。
※SPA…Speciality store retailer of Private label Apparel(製造小売業の意)の略
知っ得メモ ◆ ファッションの祭典「コレクション」
パリコレなど、各ファッションブランド・デザイナーが新作アイテムを披露するファッションショーのこと。
「オートクチュール(オーダーメイドで1点ずつ作られる高級服)・コレクション」と「プレタポルテ(高級既製服)・コレクション」の2種類があり、近年ではプレタポルテのほうが規模が大きく、一般的にコレクションは、こちらを指すことが多い。
(資料:ライセンスアカデミー『仕事から見つける学校資料請求本2018』/平成29年10月31日発行)