最後は、実践を想定したクイズで、面接マナーの最終確認をしてみましょう。
身だしなみ全般について気をつけることは?
答え
「見た目の好印象」こそ、面接の鉄則です。頭のてっぺんから足の先まですべてに清潔(ツメを切る、化粧やマニキュアをしない、ピアスは着けないなど)で、健康的(眠そうな目、だるそうな体勢はダメ)な印象を与えることに徹し、自分なりの高校生らしいスタイルをつくっておきましょう。
服装について気をつけることは?
答え
制服(面接に臨む高校生の服装として最善)または、黒やグレーなどの落ち着いた色づかいのスーツを用意。当然、汚れやほころびは印象を悪くします。
また、シワやホコリ、ボタンのゆるみにも注意が必要です。スラックスやスカートは折り目がつくようにアイロンをかけておきます。
スカートの長さも適切に(短すぎるのはダメ)。もちろん、だらしない着こなし(腰パンなど)は×です。
頭髪について気をつけることは?
答え
パーマやカラーは絶対にいけません。ボサボサ髪にならないようにきっちりと整えて、清潔な髪型で臨みましょう。また、女子はゴムやヘアピンの使い過ぎに注意しましょう。
足元について気をつけることは?
答え
靴は学校指定のもの、指定の靴がなければ黒いものを用意し、必ずきれいに磨いておきます。靴下も地味目の色(黒、グレー、白など)にしましょう。ストッキングの伝線にも注意しましょう。
面接で「学校」と言いたい時、どの単語を使いますか?
答え
御校が最も丁寧な呼び方となります。このほかでは、大学・短大の場合は貴学、専門学校の場合は貴校と呼びます。
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「ここの学校を希望したのは」
答え
「御校(貴校/貴校)を希望したのは」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「先生がいってたんスけど」
答え
「先生がおっしゃっていたのですが」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「僕の方から電話します」
答え
「私の方からお電話させていただきます」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「おばあちゃんが大好き」
答え
「祖母がとても好きです」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「○○高校から来ました」
答え
「○○高校からまいりました」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「受付で聞いたんですけど」
答え
「受付で伺ったのですが」
以下の言葉を面接時に使うていねい語、敬語に直してみましょう。
「もう一度言ってほしい」
答え
「おそれいりますが、もう一度おっしゃっていただけますか」
「おそれいりますが、もう一度お願いできますか」