檀上 拓也さん
広島県立福山誠之館高等学校出身
専門学校:スポーツ系学科⇒法政大学:経営学部 経営戦略学科 4年
私の場合、もともとは専門学校を卒業して働こうか迷っていました。しかし、専門卒だと就職先が限定され、一生をかける仕事を見つけるには大学に入らなければならないと感じ編入を決意しました。それから、専門士で受験可能な大学をリストアップし、受験に備え勉強しました。
はじめは、1カ月にこれぐらいすれば編入できるだろうという基準として1日8時間勉強をしていました。しかし、友達が12時間勉強していると聞いて、正直焦りました。また、予備校の先生の授業中におっしゃる熱い言葉が私を奮い立たせ、1 日16時間勉強するようにしました。朝はカフェで、予備校が開けば自習室で仲間を意識しながら、夜帰る時は電車の中で勉強しました。すると、勉強が習慣化されました。それでも、編入合格者が段々と現れ、私は編入できるのか焦りました。
その時、助けになってくれたのは友人でした。お互い編入が決まっておらず、会うたびに励まし合うことで、結果、編入試験に合格することができました。編入を通して、友達の大切さを再確認することができ、そのときの友達とは今でも連絡をとっています。
夏休み | 英語は、まず中学英語から学び始め、できたところにチェックを入れていき、全部をチェックしました。経済、経営は、学んだことがなかったので、まずはテキストをすべて理解するようにしました。 |
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9月 | 英語は、5文型の構造が段々と見えてきたので、簡単な長文読解を始めていきました。経済、経営は、単語の意味を説明できるようにしました。 |
10月 | はじめての編入試験を受けたところ、自分自身のあまりの出来の悪さに驚き、再度身を引き締めて勉強することを決意しました。また、面接練習も2、3 回行いました。 |
入試直前 | 新しいことには手を付けずに、今までやってきたものを総復習していました。特に、英単語などの暗記モノは忘れやすいので繰り返し確認しました。 |
タイムマネジメントをすることです。私はまず、手帳に時間が決まっている授業などを書き込みました。次に今日やるべきことを書き、できたらチェックしていました。そうすることで、空き時間が視覚でわかりスッキリします。また、チェックするとやる気もでます。
家ではテレビを見てしまうので、モチベーションが上がらないときは、予備校に行って勉強をしていました。その中で一番重要なことは、勉強の休憩時間に友達と話すことでした。仲間の話を聞くとリラックスでき、また、向上心が生まれます。
編入するには、みなさんさまざまな理由があると思います。今いる大学よりレベルが高いところに行きたい、新しい分野を勉強したいなど。大切なことは、その思いを行動に移し、継続することだと思います。単純なことだけど、意外と難しいです。最後に、これを読んでくれているみなさん、編入学を決めたその日から戦いは始まっています。頑張っていきましょう。