大学編入・大学院入学のススメ 社会人の大学院入試について

「あの頃もっと勉強していたら」と誰もが一度は考えるのではないでしょうか? 近年、学ぶことに対する向上心の高まり、女性の多様な職種に対する進出、生涯学習の普及に伴い、大学や大学院に進学する人が増えてきました。 「学び」なおしや「大学での資格を取得したい」「今までのキャリアから別の分野に進みたい」などのキャリアアップも含めた進路を選ぶ人のために社会人入学を設けている学校が増えています。そこで、社会人入学のためにはどのようなことが必要なのか、ご紹介します。

社会人入学とは

一般学生との一番の違いはやはり働きながら大学・大学院へ通っているということです。また、自ら「学ぼう!」という強い意志を持っていますので、勉強に対する意欲が強いのも特徴です。 社会人学生の年齢と性別については、性別は、、一般の学生と大差ないようですが、年齢差が大きく、20代前半から60代まで様々な年齢の人が学んでいます。一番多いのは30歳前後のようです。

社会人入試とは

試験科目が少ない分、面接と書類審査が重要視されます。つまり、意欲や志望動機、社会経験などが問われます。一般入試と比較すると、難易度は低めですが、人気が高い分野になると志願者が多く倍率も高めになります。特に最近では心理学系が人気となっているようです。また、医学部、歯学部などでは専攻科目が1~2科目課せられることが多いようです。

家族の理解

独身の方は心配がないかもしれませんが、既婚者の場合、家族の理解が必要になってきます。サラリーマンをしている方、主婦の方、など様々ですが、心配なのは学費の面ではないでしょうか。学費がいくらかかるかを具体的に説明すると良いかもしれません。場合によっては、車を売ったり、お小遣いを減らされるということも考えられます。

学科・学部を選ぶ動機

学びたい学科がある、資格や免許を取得したい、学びたい教授がいる、学歴が欲しいなどが挙げられます。自分の目的にあった学科選びを行いましょう。

履修方法

昼間開講の大学・院に進学
今までの生活をリセットして進学を希望した学生スキルアップのため教育休業制度を利用して進学
夜間開講の大学・院に進学
残業などが少なく、仕事と両立できる場合、上司・同僚・家族などの理解を得られる場合
昼夜開講の大学・院に進学
昼夜の受講にあわせることができたり、仕事のシフトが組める場合など
通信制の大学・院に進学
仕事が多忙で通学が難しい場合、自分のペースで学習に取り組める場合

どの選択をするにしても、社会人進学となると経済力・継続力が必要となります。 進学する目的を明確に持ち、慎重に選択する必要があります。現在のライフスタイルに支障がないよう無理のない選択をしましょう。

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