私は介護福祉士になりたいんですが、大学と専門学校のどちらに進むのかで迷っています。それぞれの長所・短所を教えてください。
大学の長所としては、一般教養など専門分野(介護福祉)以外の勉強ができるため、社会人としての基礎力を身につけられるという点がまず挙げられます。加えて、修業年限が長い分、カリキュラムに余裕がありますし、専門的な研究も行っていくことができます。また、就職後の待遇面(給与等)で有利になる場合があります。
短所としては、修業年限が長い分、社会に出るまでに時間がかかる、専門学校ほど実習に重きが置かれていないなどが挙げられます。
専門学校の長所としては、専門分野(介護福祉)の実務に即した授業や実習を受けることができること、短期集中で知識や技術を身につけて社会に出られることが挙げられます。
短所としては、学生生活が忙しい、在学中に介護福祉に興味がなくなった場合、別の就職先を探すのが難しくなる、などが挙げられます。
介護福祉士を含む資格職は、進学時点で職業選択をすることになりますので、商業適性や学校との相性などをよく考慮した上で、学校選びをしていく必要があります。同じ福祉系の学校でも、学校によって雰囲気や学べることに違いがある場合がありますので、オープンキャンパスなどを利用して、実際に学校を見て回ってくることをおすすめします。
なお、介護福祉関係の資格は現在進行形で変化が続いていますので、国家試験の受験資格などに変化がないか、こまめに確認していくようにしましょう。
2015年04月更新
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