福祉、医療関係で美術に関われる仕事はありますか?
福祉、医療関係で美術が関わる仕事としては、「臨床美術士」「アートセラピスト」といった職業があります。
臨床美術士は、芸術活動を通して右脳の活性化を図り、認知症の予防や治療を行う職業、アートセラピストは、芸術活動を通して右脳の活性化を図り、患者の心の傷を癒して社会復帰を促す職業となっています。
どちらの職業も民間資格しか存在せず、単体の職業として成立しているとは言いがたいため、介護福祉士などの福祉職に就いている人が、仕事の幅を広げるために資格を取得することが多いようです。
ですので、進学先としては介護福祉士などの公的資格が取得できる学校を選ぶようにし、美術系の資格に関しては、通信教育などを利用して後々取得していくようにすると良いのではないかと思います。
2008年10月更新