勉強が得意でなかったこともあり、通信制高校卒業後、地元の専門学校に進学しました。 ですが、いざ入学してみると、設備も授業内容も不十分で、卒業後に目指せる仕事にしても激務の割に低収入だということが分かりました。 大学に進学していれば、もっと色々な進路が選べただろうにと、今になって後悔しています。秘書、研究者、薬学、高校教師、建築学科、出版社などに興味があり、それらの仕事につながる大学に入れればと思っています。また、収入や安定性から公務員にも惹かれるものがあります。 私はどうすればよいでしょうか。 このまま専門学校に残って卒業まで頑張るか、専門学校をやめて、大学進学か公務員試験のどちらかの予備校に通うべきか悩んでいます。 まず何から始めるべきか教えてもらいたいです。
まずは、仕事調べをはじめとする情報収集から始めてみることをおすすめします。
大学に進学するにせよ、公務員採用試験を受けるにせよ、今の学校に通い続けるにせよ、将来目指す職業や進学先についてしっかりとした知識を持つようにしないと、現在の状況の二の舞を演じるだけになりかねないからです。
入学した専門学校の設備が貧弱だった、目指せる仕事の収入が低いことが分かった、などを中退の理由として挙げていますが、これらの事柄は入学前にちょっと調べれば確認できたはずのことです。
複数の大学、専門学校のオープンキャンパスや体験入学に参加して、施設設備やカリキュラム、学校の雰囲気、就職実績などを比較検討し、希望条件に合っているか確認する、目指す業界や職業についてしっかりと情報収集をし、自分に適性があるかよく考える、このような進路指導は、普通の高校であれば(例え通信制であっても)進路指導の一環として行われていたはずです。
そのような基本的な準備ができていなかった以上、失敗を繰り返さないためにも、一般的な高校生と同様に、進路決定に際してしっかりと情報収集を行っていきましょう。
手始めに、現在、興味を持っている職業について、就き方(必要となる学歴や資格、応募条件等)や待遇、具体的な仕事内容、将来性などを、インターネットを利用するなどして調べてみるとよいでしょう。
そのようにしていく内に、自然と自分の性格や適性、能力に合っていると思える進路が見えてくると思います。そうなれば、後はその進路目指して努力をしていくだけです。
2016年11月更新