高校での文理選択で理系を選ぼうと思っています。 それというのも、国語がとても苦手で、古文・漢文にいたっては一桁台の点数しか取れないためです。 理系選択をすれば、古文・漢文の勉強はしなくてもよいですよね。
あなたが目指す大学の学部・学科が理数系の場合、古文・漢文は入試科目として、それほど重要にならないことが多いでしょう。
しかし、国公立大学を目指しているのであれば、センター試験の必要科目として古文・漢文が含まれることもあります。そのため、何かしらの対策を立てていくべきです。
素直に古文・漢文も勉強する、古文・漢文で落とすであろう点数を得意科目で埋め合わせる、国語の試験に「現代文のみ」「古文・漢文除く」と注釈をつけている大学や学部・学科を選んで受験する。取れる対策はさまざまあります。入試まで時間に余裕のあるうちに、気になる大学の入試に関する情報を集めておきましょう。
大学入試に関する基本的な知識は、進路ナビのコラム「大学入試の基礎知識」にまとめられています。一度目を通してみましょう。
ただ、現代文に限らず国語力はあらゆる教科の基礎になります。たとえば数学でも、問題文が何を問うているのか正確に理解することは非常に重要なことです。国語力は結果として他の教科の力をのばす助けになってくれます。そういった意味では、苦手だからと言ってあきらめることはせず、挑戦してほしいと思います。古文・漢文とは言わないまでも、文章構成がきちんとした作品を読むなど、将来的な読解力を意識して読書週間を身につけるのをおすすめします。
2022年04月更新