経営学と経営工学の違いはなんですか?
簡単にまとめるなら、企業や組織の経営について文系的な視点(社会学・心理学系など)から研究するのが経営学。理系的な視点(情報工学・人間工学系など)から研究するのが経営工学となります。
経営学では、企業の業績を向上させるために、経営資源である「ヒト・モノ・カネ」をいかに運用・管理していくのかを、社会学や心理学(マーケティングや統計学など)などの手法を活かして研究していきます。
具体的に学べる科目としては、経営戦略論、経営組織論、人的資源管理論などが挙げられます。
一方、経営工学では、企業の経営や生産管理システムに対して、工学的な手法を用いて分析やシミュレーションを行い、経営・生産上の課題を解決していきます。
具体的に学べる内容としては、生産管理、品質管理などが学べます。また、経営学についてもある程度学ぶことができます。
大学で学べる学問についての簡単な解説は、ケータイ版進路ナビの「どんな学問があるの?」でも行っていますので、ケータイ版進路ナビのトップページで、[7]キーを押してアクセスしてみてください。
経営学は「社会科学」の、経営工学は「工学」の分野に分類されています。
これらの内容を読んでも、分からない部分が残るようでしたら、実際に経営学や経営工学が学べる大学のオープンキャンパスに参加して、直接、大学の教授などに学べる内容について聞いてみてもよいと思います。
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2011年11月更新